1日の東京金融市場は、株価、円相場、債券価格がいずれも下落する 「トリプル安」の展開となりました。田中真紀子前外相の更迭をきっ かけに、小泉純一郎政権の支持率が低下し、構造改革路線が挫折する との観測が外国人投資家を中心に広がった影響が出ました。
友人からは真紀子さん更迭について賛成派?反対派?なんて質問が 飛んできまして、「消極的賛成」なんて答えたら、じゃ、反対派なん ですね?なんてベクトルの合っていない受け答えになったりして(汗 例えの話でしたが、一般的な感情としては、田中真紀子前外相の更迭 は、小泉首相の支持率を大きく下げてしまう出来事だったと思います。 そのために日本の行く末を案じた投資家は売りに出たのです。
取引開始から下落基調だった株式市場は、緒方貞子氏の外相就任辞退が 伝えられると、下げ幅が急拡大。東証株価指数(TOPIX)は、終値 でのバブル崩壊後最安値の964・75(1月30日)を更新し、前日比 15.51ポイント低い956.26で取引を終えました。 日経平均株価は同206円37銭安の9791円43銭でした。 全面的に大きく売られました。
外国為替市場の円相場は、一時、前日午後5時比2円12銭円安・ドル高 の135円04銭まで円が売られました。東京市場での135円台は98年 10月5日以来、3年4カ月ぶりの円安水準。その後、塩川正十郎財務相 の急激な円安けん制発言で133円台後半まで円が買い戻されました。 その後の黒田財務官の円安けん制もあり、落ち着きを取り戻しました。
長期金利の指標の10年国債の利回りは、前日終値を0.020%上回る 年1.505%まで上昇(価格は下落)しました。1.5%台は昨年2月 以来、1年ぶりの水準です。長期金利が上昇すると住宅ローンなんかに 影響しますから、賃下げの昨今では良くないニュースのひとつです。
そんな中、面白いニュースがひとつ。 この夏が冷夏だったらエアコンの購入者に1万円をお返しします――。 三井住友銀行は「天候デリバティブ」と呼ばれる金融派生商品を開発し、 エアコンメーカーの三洋電機空調と契約しました。 これは、三洋電機空調の過去のエアコンの販売実績や気温などとの相関 関係を分析。全国を8地区に分け、関東地区では「東京で最高気温が30 度未満の日が35日以上あった場合」、近畿地区では「大阪で同30度 未満の日が19日以上あった場合」に同行が三洋電機空調に一定額を 支払うというもの。同社はこの補償金をもとに、エアコン購入者に1万円分 の商品券を支給するといいます。天候によって客足や出荷などに影響を 受ける遊園地やゴルフ場、アイスクリーム製造業者などが収益減少を補う ため、銀行や損保と契約する例が増えているようです。 でも今回の補償金を直接消費者に還元するのは前例が無いでしょうね。 コレを目玉に三洋のエアコンが売れる???
はい。今日は晴れ。(東京地方)
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