『日々の映像』

2010年01月16日(土) 小沢側近2人逮捕:更に公設第1秘書も逮捕状へ


報 道

石川議員を逮捕 小沢氏団体の土地問題、虚偽記載の疑い
                    2010年1月16日  日経
社説:石川議員ら逮捕 裏献金の有無が核心だ
                    2010年1月16日  毎日

 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、東京地検特捜部は15日、同党衆院議員(北海道11区)の石川知裕容疑者(36)と現会計責任者池田光智容疑者(32)らを政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕した。小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(48)の逮捕状も取ったというから、小沢氏の側近3名が逮捕されたことになる。

 この3人は小沢氏の指示で動いていたことは間違いなく、さらなる逮捕がありうる状況となった。昨日にミクシイでこの件に関する怒りの書き込みを引用したい。

甘いのはガードではなく、道徳観だと思います。
一国の長たる者や、それに準ずる者が、バレなければよい、というこの感覚。
江戸時代なら切腹ものです。日本人の風上にも置けない。

これでは若者の見本に誰が成るのか。
恥を知れ、と言ってやりたいです。

こんな輩が外国人参政権など法案提出する権利などありません。
日本人を貶める、ただの売国奴です。



―――――――――――――――――――――――――――――――――
石川議員を逮捕 小沢氏団体の土地問題、虚偽記載の疑い
                    2010年1月16日  日経
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地購入問題で、東京地検特捜部は15日、同党衆院議員(北海道11区)の石川知裕容疑者(36)=北海道帯広市=ら2人を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕した。小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規容疑者(48)=西松建設の巨額献金事件で公判中=の逮捕状も取った。西松建設事件に続き、「政治とカネ」を巡る新たな事件で逮捕者が出たことで、小沢氏の政治的ダメージは避けられないとみられる。通常国会を間近に控えた鳩山由紀夫首相の政権運営にも大きな影響が出そうだ。
 石川議員は2004年の土地購入当時、小沢氏の秘書として陸山会の会計事務を担当していた。ほかに逮捕されたのは、石川議員の後任の陸山会会計事務担当で、小沢氏の元私設秘書、池田光智容疑者(32)=千葉県印西市。
 特捜部は、陸山会が土地購入に充てた4億円の原資を隠す目的で、政治資金収支報告書に虚偽の記載をしたとみており、石川議員らを逮捕した理由について「必要性、緊急性があり、罪証隠滅の恐れが顕著だった」と説明した。 (00:30)

―――――――――――――――――――――――――――――――――――

社説:石川議員ら逮捕 裏献金の有無が核心だ
                 2010年1月16日毎日
 民主党の小沢一郎幹事長の資金管理団体「陸山会」の土地取引を巡る事件で、東京地検特捜部の捜査が大きく動いた。
 小沢氏の元私設秘書、石川知裕衆院議員と別の元私設秘書を政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で逮捕、西松建設事件で公判中の大久保隆規・公設第1秘書の逮捕状を取った。
 陸山会は04年10月、東京都世田谷区に土地を購入した。金融機関から借りた4億円を支払いに充てたと小沢氏側は従来説明していた。だが、実際は、小沢氏から提供された別の4億円が充てられたという。
 容疑は、この4億円を政治資金収支報告書に記載しなかったなどの疑いだ。なぜそうしたのか。小沢氏の提供とされる4億円の原資は何か。それが事件の核心だ。
 陸山会を巡り、中堅ゼネコン「水谷建設」元幹部が「1億円を小沢氏側に渡した」と供述しているという。5000万円は04年10月に石川議員に、残り5000万円は翌年、大久保秘書に渡したと話しているという。
 国が発注した胆沢(いさわ)ダムの下請け工事受注の成功報酬だという。この供述が事実だとすれば裏献金である。
 特捜部は時期的に、最初の5000万円が、土地代の支払いに充てられた可能性があるとみるのだろう。
 胆沢ダム工事で水谷建設の元請けだった大手ゼネコン「鹿島」に捜索が入ったことからもうかがえる。
 逮捕容疑は、4億円を報告書に記載しなかったことだ。だが、仮に裏献金を使って土地を購入したことを隠す意図がその背景にあったとすれば、悪質というほかない。
 石川議員は特捜部の調べで4億円の原資について「知らない」といい、説明は合理性を欠いていたとされる。逮捕は、そのためだろう。
 18日に通常国会が開会する。仮に開会後に石川議員を逮捕する場合、所属する衆院の許諾が必要になる。特捜部は、石川議員の在宅起訴の方針を転換し、逮捕しての真相解明にかじを切る中で、ギリギリの判断で、時機を探ったとみられる。
 小沢氏は虚偽記載の経緯についてどういう認識だったのだろうか。捜査を尽くすよう改めて検察に求めたい。
 小沢氏の政治資金問題で現職国会議員が逮捕され、鳩山内閣の運営に与える影響は極めて重大だ。捜査の進展次第では小沢氏の進退問題も絡むだけに、国会は冒頭から緊迫した展開となる。
 小沢氏をはじめ党が国会審議を通じての真相究明に協力すべきことは言うまでもない。鳩山由紀夫首相は党代表として自浄能力を示すため、指導力を発揮する責任がある。
 その覚悟を16日の党大会で表明すべきである。
【関連記事】
社説:小沢氏側捜索 4億円の真相解明を
石川衆院議員:東京地検が逮捕…小沢氏の元私設秘書も
石川衆院議員:政治資金規正法違反容疑で逮捕へ…東京地検
陸山会土地取引:小沢氏側へ資金「ゼネコンが補てん約束」
陸山会土地購入:強制捜査に発展 世論読めず民主戦々恐々
毎日新聞 2010年1月16日 2時31分




-------------------------------------------------------------------


習慣に関する名言

昨日の「やさしい人間学の講座」で習慣に関する話をする。以下はその時に引用した主な名言ある。参考までに日記に引用したい。

習慣。この小さな行動の繰り返しが人生をつくります。
                     日野原重明『続 いきかた上手』
習慣に早くから配慮した者は、おそらく人生の実りも大きい。
                     日野原重明
心の良い習慣というのは表情やしぐさにあらわれる。
人の顔つきも習慣なのですね。
                     日野原重明
習慣 。この小さな行動の繰り返しが
人生をつくります。
                     日野原重明
我々は、繰り返し行うことの産物である。
それ故に、卓越性は一つの行為にではなく、習慣にある。
                        アリストテレス
はじめは人が習慣を作り、
それから習慣が人を作る』
                 ドライデン (イギリスの詩人)
人間は習慣の寄せ木細工であり、
習慣は第二の天性なのである
           サミュエル・スマイルズ (イギリスの作家・医者)
われわれにとって怠惰ほど有害で致命的な習慣はない。
にもかかわらず、これほど身につきやすく、
断ちがたい習慣もない』
                ジョン・トッド 「自分を鍛える」より
『他人と比較してものを考える習慣は、
致命的な習慣である』
                ラッセル 「幸福論」(岩波文庫)より
変化するには、
古い習慣を新しい習慣に置きかえねばならない』
『人間の強い習慣や嗜好を変えるものは、
いっそう強い欲望のみである』
              B・マンデビル (イギリスの医者・旅行家) 
ひとたび習慣を身につければ、
次は習慣があなたを動かすようになる。
                      ナポレオン・ヒル

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ