『日々の映像』

2009年10月25日(日) 「老後が心配」最多の84% 



「老後が心配」最多の84% 家計、「十分な貯蓄がない」
                    
 2009年10月24日  日経

 日本は先進国のなかで一番高速道路他環境整備が進んでいる。何しろ先進国平均よりGDP比で2倍以上の公共投資を数十年間も続けてきた国家なのである。しかし、国民は老後を満足に暮らせない国家なのである。本来国民が享受すべき富が公共投資になったと見るのが正しいのだろう。

 今現在で老後が心配と思っている国民が実に84.3%もいるのである。
老後を心配する理由(複数回答)で最も多かったのは
十分な貯蓄がない」      75.6%
年金や保険が十分ではない」  71.7%
現在の生活にゆとりがなく、準備していない 43.3%
となっている。

 この個人的な認識のほかに、日本の国家を破綻に突入させる危険のある膨大な借金がある。政府は国民に具体的に明らかにしていないが、税収の20%以上が国債の金利(約10兆円)となっている。
http://blog.ameba.jp/ucs/entry/srventrylist.do?entry_ym=200910

 この国際の金利が税収の40%になる時は、「老後が心配」の段階でなく「危機的な生活環境」なることは必至だろう。一時期ミクシイ仲間で「サバイバル研究会」をスタートさせたが、将来認識の危機感を持つ人が少なく中断したままになっている。


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「老後が心配」最多の84% 家計、「十分な貯蓄がない」
                     2009年10月24日  日経
 金融広報中央委員会(事務局・日銀情報サービス局)が23日発表した2009年の「家計の金融行動に関する世論調査」で、老後の生活について「心配である」と答えた世帯が全体の84.3%と前年を0.3ポイント上回った。1997年にこの質問を始めて以来、最多となった。金融危機後の所得・雇用環境の悪化や年金制度への不信などを背景に、将来への不安を抱く人が増えているもようだ。

 調査は6月12日〜7月21日にかけて実施した。有効回答は4026人。
 老後を心配する理由(複数回答)で最も多かったのは「十分な貯蓄がない」で、75.6%にのぼった。次いで「年金や保険が十分ではない」(71.7%)、「現在の生活にゆとりがなく、準備していない」(43.3%)の順だった。 (01:03)





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石田ふたみ