『日々の映像』

2009年05月10日(日) 1週間後に2万人の感染者になるか


報道

1、国内初の新型インフル感染者確認 カナダから帰国の男性3人
                    2009年5月9日  日経
2、新型インフル、カナダで初の死者 感染者3420人に
                    2009年5月9日 日経
3、米の感染者、1639人に急増…メキシコ抜き最多
                2009年5月9日01時03分 読売新聞
4、「最大限の注意払い判断」=大流行宣言の決断で−WHO事務局長
                5月8日19時46分配信 時事通信

 8日に成田空港に帰国した大阪府内の男子高校生2人と40代の男性教諭の計3人が豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザに感染していることが分かった。1組の感染で接触にあった100人以上が隔離される。

 100人発生すると10000人近い人を隔離観察しないと、水際作戦にはならない。米の感染者が1639人になっていることは、もはや医学的な隔離観察は出来ないだろう。パンデミックの「フェーズ6」の宣言は時間の問題だろう。

 人類に新型インフルエンザの免疫が出来るまで、感染が続くのである。恐れないで新型インフルエンザウイルスに感染して体内に免疫を作るしかない。香港型・ソ連型などのインフルエンザに感染、体力のない人はこれが原因死に至る。その数は年間世界で20万人と言われている。

以下に感染スピードからすると、1週間後の世界の感染者は2万人を超えるのではないか。
4月3日   575人
4月5日   700人
4月7日  2000人
4月9日  3420人

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1、国内初の新型インフル感染者確認 カナダから帰国の男性3人
                    2009年5月9日  日経
 カナダに滞在後、米デトロイト経由で8日に成田空港に帰国した大阪府内の男子高校生2人と40代の男性教諭の計3人が豚インフルエンザから変異した新型インフルエンザに感染していることが9日、国立感染症研究所の検査で分かった。日本国内で新型インフルエンザの感染が確認されたのは初めて。
 厚生労働省は同じ便の乗客で停留の対象にならなかった乗客についても、発症する乗客がいないか電話などで確認する積極的な健康監視を実施する。
 日本人の感染者は8日に判明した米国イリノイ州シカゴ在住の男児(6)に続き、計4人となった。 (09:38)

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2、新型インフル、カナダで初の死者 感染者3420人に
                    2009年5月9日 日経
 カナダ政府は8日、同国内で新型インフルエンザの感染による初の死者を確認したと発表した。同日、イタリア政府は同国内で初の二次感染を確認したと発表し、9日には日本国内で初の感染を確認。日本時間9日午前までに27の国・地域で感染が確認され、感染者数は3420人と8日から770人増えた。
 ロイター通信などによると、カナダで死亡したのは30歳代の女性で、メキシコを訪れたことはなかったという。カナダの感染者数は200人以上おり、メキシコと米国に次いで感染者数が多い。
 イタリアで二次感染が確認されたのは70歳の男性。メキシコを旅行した孫から感染した可能性が高いという。米国や欧州でも感染者は増加しており、二次感染の拡大などが懸念されている。 (09:48)
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3、米の感染者、1639人に急増…メキシコ抜き最多
2009年5月9日01時03分 読売新聞

 【ワシントン=山田哲朗】米疾病対策センター(CDC)は8日、米国の新型インフルエンザ感染者が43州で1639人に達したと発表した。

 7日時点の41州896人から急増、1364人のメキシコを抜いて最多となった。世界の感染者は26か国・地域で計3421人となった。
 CDCのリチャード・ベッサー所長代行は記者会見で、感染者が米国で急増傾向にあることについて「各州で検査態勢が整い、本格的な検査が始まったことが大きな原因だ」と説明。また「同時に新たな感染が全土で出ているのも確かで、今後は感染者数や重症患者がさらに拡大する」との見通しを明らかにしていた。当面は、検査数が増えるにつれ、感染者数も増加するとみられる。
(2009年5月9日01時03分 読売新聞)

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4、「最大限の注意払い判断」=大流行宣言の決断で−WHO事務局長
5月8日19時46分配信 時事通信
 【ジュネーブ8日時事】世界保健機関(WHO)のマーガレット・チャン事務局長は8日、世界各地に感染の広がる新型インフルエンザに関連し、「世界的な大流行(パンデミック)を宣言する決断は、最大限の注意と責任感を持って行う」と述べ、感染拡大を慎重に見極める姿勢を示した。タイのバンコクで同日開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)と日中韓(ASEANプラス3)の保健担当相らによる会合に寄せたビデオメッセージでの発言。
 WHOによる新型インフルエンザへの警戒レベルは現在、世界的な大流行の一歩手前の「フェーズ5」。地域社会レベルでの持続的な感染拡大が既に確認された米州に続き、欧州など他地域で広範囲に感染が拡大すれば、パンデミックの宣言を意味する「フェーズ6」の要件が満たされることになり、WHOは警戒を強めている。 


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石田ふたみ