『日々の映像』

2009年04月02日(木) 失業率4.4% 失業者299万人に

 
報道

1、完全失業率:0.3ポイント悪化し4.4% 「勤め先都合」急増−−2月
                     2009年3月31日  毎日
2、2月の有効求人倍率0.59倍に低下 失業率4.4%に悪化
2009/3/31 J-CAST ニュース

完全失業者は前年同月比33万人増の299万人で、リストラなど「勤め先都合」によるものが94万人を占めた。前年同月より33万人増えており、過去最大の増え方となっている。労働環境に関する情報を整理したい。

1、失業率     4.4%  前月比 0.3ポイント増
2、完全失業者  299万人 前年同月比33万人増
3、有効求人倍率 0.59倍  6年ぶりの低水準
4、新規求人倍率 0.77倍  過去最低タイ
5、労働力人口男性 3833万人   32万人減
6、労働力人口女性 2732万人   38万人増

上記5・6のデータは、家計を助けるため、主婦層が職探しをしていることを示している。

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1、完全失業率:0.3ポイント悪化し4.4% 「勤め先都合」急増−−2月
                     2009年3月31日  毎日

 総務省が31日公表した労働力調査(速報)によると、2月の完全失業率(季節調整値)は4・4%で、前月より0・3ポイント悪化。06年1月以来、3年1カ月ぶりの高い水準となった。完全失業者は前年同月比33万人増の299万人で、リストラなど「勤め先都合」によるものが94万人を占めた。前年同月より33万人増えており、過去最大の増え方となっている。
 また厚生労働省が同日発表した、求職者1人に何人分の求人があるかを示す2月の有効求人倍率(季節調整値)は0・59倍で、03年2月以来6年ぶりの低水準。前月より0・08ポイント低下したが、この落ち込み幅はオイルショック後の74年12月以来、34年2カ月ぶりの大きさだ。
 また、景気の先行きを示す新規求人倍率は0・77倍で65年9月の数値と同じ過去最低タイ。同省の太田俊明職業安定局長は「雇用情勢は厳しさを増しており、失業率、求人倍率ともさらに悪化すると懸念している」と語った。
 失業率は男女とも4・4%。失業理由に「勤め先都合」を挙げたのは男性が前年同月比21万人増の64万人、女性は11万人増の29万人。働く意思のある人を示す労働力人口は7万人増の6565万人で1年1カ月ぶりに増えた。男性は3833万人で32万人減だが、女性は38万人増の2732万人で、総務省は「家計を助けるため、主婦層が職探しをしている」とみている。
 また、厚労省によると、2月の勤労統計調査の結果、企業の給与総額は前年同月比2・7%減の26万5701円。中でも残業代は過去最大幅となる18・5%減の1万6258円。【吉田啓志】


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2、2月の有効求人倍率0.59倍に低下 失業率4.4%に悪化
2009/3/31 J-CAST ニュース
仕事に就けない人が増え続けている。厚生労働省が2009年3月31日に発表した2月の有効求人倍率(季節調整値)は0.59倍となり、前月比0.08ポイント低下。2003年2月以来、6年ぶりの低水準となった。低下幅も1974年12月(0.09ポイント低下)以来、34年2か月ぶりの大きさだった。
また厚労省は同日、08年10月から09年6月までに失業したり、失業する見通しの派遣社員などの非正規労働者が全国で19万2061人に上ることも明らかにした。全国の労働局やハローワークの聞き取り調査によるもので、失業者の増加が続いている。
3月卒業予定の学生の採用内定取り消し者数は、3月23日時点で1845人となった。内訳では製造業が387人、不動産業が304人と多かった。
一方、総務省が同日発表した2月の完全失業率(季節調整値)は4.4%で、前月比0.3ポイント上昇した。完全失業者数は前年同期比33万人増の299万人となり、4か月連続で増加した。

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石田ふたみ