2009年03月11日(水) |
バブル経済崩壊後の安値を更新 7054円98銭 |
報 道
1、日経平均大引け、連日でバブル後安値更新 7000円台は維持 2009年3月10日 日経 2、東証終値7054円98銭、バブル後最安値を更新 2009年3月10日17時12分 朝日
米国のNYダウが6547.05を記録、最盛期50%の価額となった。その株式の下落は、日本では考えられない程の衝撃を米国社会に与えている。しかも、これが底値でなくどこまで下落するのか、関係者にとっては恐怖の的になる様相である。
3月10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。終値は前日比31円05銭(0.44%)安の7054円98銭で、連日バブル経済崩壊後の安値を更新した。これは記録に残すべきデータである。
3月10日米国発金融危機関連情報、 http://ameblo.jp/syougai3/ に書いたように欧米を中心に金融機関の経営不安がぬぐえず、金融危機がどこまで広がっているのか見当が付かない。日本の場合、一部公的年金による買いが入っても、株価はジリジリ下落するのではないだろうか。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 1、日経平均大引け、連日でバブル後安値更新 7000円台は維持 2009年3月10日 日経 10日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に3日続落。終値は前日比31円05銭(0.44%)安の7054円98銭で、連日でバブル経済崩壊後の安値を更新した。1982年10月6日(6974円35銭)以来の安い水準。前日の米株安や景気悪化懸念を背景にした売りが優勢だった半面、公的年金による買いの思惑などが下支え要因となり、1日を通じて前日終値を挟んでの方向感に乏しい展開に終始した。前引け間際には7021円と節目の7000円割れが迫ったが、まとまった先物買いも目立ち、取引時間中や終値での7000円割れは回避した。東証1部の売買代金は概算で1兆1525億円(速報ベース)だった。〔NQN〕(15:05)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 2、東証終値7054円98銭、バブル後最安値を更新 2009年3月10日17時12分 朝日 10日の東京株式市場は、景気の先行きへの不安感から3営業日連続で下落し、日経平均株価の終値は前日比31円05銭(0.44%)安い7054円98銭と、前日に記録した終値でのバブル後最安値を更新した。82年10月以来、約26年5カ月ぶりの安値水準。一時は7000円割れ寸前の7021円をつけるなど、底値が見えない展開になっている。 東京証券取引所第1部全体の値動きを示すTOPIX(東証株価指数)は同7.03ポイント(0.99%)低い703.50で、TOPIXも前日に続いてバブル後最安値を更新した。TOPIXは83年12月以来、約25年3カ月ぶりの水準。出来高は17億1千万株。 世界的な景気悪化が長期化するとの懸念から、自動車や電機など輸出関連株が値を下げた。メガバンクなど、このところ下落を続けていた金融株の一部は取引時間中に一時、昨年初め以来の安値をつけたものの、その後は割安感から買い戻しの動きが広がり、下げ幅は限定的だった。 積極的な売買を手控える傾向が続いており、10日の東証1部の売買代金は1兆1500億円。今年1月中旬以降の取引は、活況の目安とされる2兆円を大きく下回っている状況だ。 欧米を中心に金融機関の経営不安がぬぐえず、金融危機の根深さが改めて鮮明になっている。金融や景気対策の効果が見えないうえ、決算期末の3月末が近づいており、「企業業績の落ち込みぶりや今後の見通しがはっきりするまで、投資家は動きにくい状況」(大手証券)という。
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