『日々の映像』

2009年03月10日(火) 書くことは正確な人間をつくる

3月8日第2回健康セミナー資料(A−4 10ページ)
http://ameblo.jp/syogai1/theme-10010638194.html
を題材にして1時間余りの話をする。この中で一番紹介したかったのは、2003年11月に書いた「手の不思議」と題する短文エッセイであった。イギリスの哲学者ベーコン(1561〜1626)が次の名言を残している。

「読書は充実した人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる」

 ポイント中のポイントは、「書くことは正確な人間をつくる」である。セミナーでは、毎日会った人を手帳・ノートに書くなど「書く」習慣を付けようと提案した。100歳を超えて壮健な人のリポートを多く読んだが、共通していることは日記を書く習慣がある。ここで補足するまでのないことであるが「書く」という行為は「脳」を使う行為なのである。

若手のメンバー数人の「書く」重要さを何回となくアドバイスした。イギリスの哲学者ベーコンが言っているように「書くことは正確な人間をつくる」すなわち「書くことで正確な人間像が出来上がる」のである。この原理原則を深く認識し行動に移していくことが、その人の20年後の人生が決まると思う。

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3、 手の不思議        2003年11月22日 癒しの森から

 11月18日手と口を使う重要さを書いた。考えてみると、小説家、音楽家、画家などの超一流の人で手を使わない人は誰もいない。それどころか、普通の人の何倍・何十倍も手を使っている。

私事になるが、1997年1月から毎日日々の映像と題するエッセイを書くようになった。このことが私にどれだけ記憶の範囲を広げたか計り知れない。書く前に読まなければならない。書くという前提があると読み方が違ってくる。イギリスの哲学者ベーコン(1561〜1626)が次の名言を残している。

「読書は充実した人間をつくり、書くことは正確な人間をつくる」
 
書くことは知識を記憶の中に残す大きな力となることは云うまでもない。11月18日に書いたように「手は脳から飛び出した頭脳」なのである。手を動かすことと、脳が活発に活動することと一体なのである。親しい友人には日記、メモ帳なんでも良いから書く習慣をつけることを奨めるのが常である。

・ 書くことで 豊かな日々を 育むか 不思議なるかな 第二の頭脳  


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石田ふたみ