『日々の映像』

2009年02月22日(日) 2008年人口2万9811人の減少



報道
1 ,<人口動態>08年死亡数、戦後最高に 高齢化進展で
                 2月20日18時58分配信 毎日新聞
2、2008年生まれ、前年比微増=出生率、1.36前後に−厚労省統計
                 2月20日19時19分配信 時事通信
3、仏の出生率、2.02に上昇=少子化対策が奏功
                    2月13日 時事通信


高齢者の死亡が3年ほど前の予測より多い。
厚生労働省は08年の人口動態統計(速報値)を発表した。

死亡数  115万3266人   前年比3万3774人の増
出生数  112万3455人   前年比2518人上回った
差し引き  2万9811人の減少

まもなく、1年で10万人以上の人口減の時代が始まる。日本に少子化の問題が大きく取り上げられてから10年以上の歳月が流れるが、決定的な対策が立てられないまま今日に至っている。20年後の日本は介護保険(現在7兆円余り)のみで20兆円が必要な社会になる。健康保険の国民負担は30兆円が変わらないとしても、介護保険と50兆円もの高額負担の社会となる。もはや、道路を作っている時ではないのである。

-------------------------------------------------------


1、<人口動態>08年死亡数、戦後最高に 高齢化進展で
2月20日18時58分配信 毎日新聞

 厚生労働省は20日、08年の人口動態統計(速報値)を公表した。出生数は112万3455人で07年を2518人上回ったが、高齢化によって死亡数は3万3774人増え、戦後最高(ただし、戦中戦後の混乱で44〜46年はデータがない)の115万3266人に達した。出生数から死亡数を差し引いた人口の「自然増加数」はマイナス2万9811人。人口減は2年連続で、初めて減少に転じた05年を含め3度目となった。

 戦後、死亡数が最高だったのは47年(113万8238人)。その後70年代までは減少傾向が続いた。しかし、高齢化の進展で80年代から増え始め、03年には100万人を突破。08年はついに47年を1万5028人上回った。

 一方、08年の出生数がかろうじて前年より増えたのは、厚労省は08年がうるう年で例年より1日多かったことが影響したからとみている。出産期の女性人口は減り続けており、今後も出生数は減少する見通しだ。ただ、08年に限ると、出産期の女性が減る中で出生数が増えたため、1人の女性が一生に産む子どもの数に当たる「合計特殊出生率」は、前年の1.34からやや上昇するとみられる。

 人口動態統計の速報値は日本在住の外国人などを含めた数値。厚労省は日本人の動向を集計したデータを6月に公表する。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
2、2008年生まれ、前年比微増=出生率、1.36前後に−厚労省統計
2月20日19時19分配信 時事通信

 厚生労働省は20日、2008年の人口動態統計の速報値を公表した。日本に住む日本人と外国人、海外に住む日本人を合わせた年間の出生数は前年比2518人(0.2%)増の112万3455人と2年ぶりに増加。1人の女性が生涯に産む子供数の推計値である合計特殊出生率は、07年の1.34から1.36前後に上昇する見通し。
 ただ、同省は「08年がうるう年でなければ、出生数は減少していただろう」と分析。死亡数は前年比3万3774人(3.0%)増の115万3266人となり、死亡が出生を2万9811人上回った。 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
3、仏の出生率、2.02に上昇=少子化対策が奏功
                   2月13日 時事通信
 【パリ13日時事】仏国立統計経済研究所(INSEE)は13日、1人の女性が生涯に産む子供の数を示す合計特殊出生率が同国で2008年に2.02(推定値)になったと発表した。07年に比べ0.04ポイント上昇し、06年以来2年ぶりに大台となる2.00以上を回復した。(2009/01/14-06:04

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ