報道 1、12月の街角景気、3カ月連続で過去最低更新 個人消費など低迷 2009年1月14日 日経 2、街角景況感、1ポイント下落 3カ月連続、過去最低更新 毎日新聞 2009年1月14日 3、街角景気3カ月連続で最悪更新 12月、初の指数20割れ 2009.1.13 18:05 産経新聞
・九州の百貨店は「販売数量は前年比20%以上の減少 ・正社員の希望退職を募集する動きもある ・景気悪化で住宅ローン審査が厳しくなり、契約に結びつかない ・離職・転勤による建築計画の中止が出ている ・大企業の忘年会が減り打撃」(南関東の都市型ホテル) ・輸出産業を中心に契約途中での終了要請が多発(東北の人材派遣会社) ・ハローワークで募集中の求人凍結が急増(北関東の民間職業紹介機関)
このような情報が飛び交っているのだから、消費が落ちる------消費が落ちれば更に雇用のカットが進む---------更に消費が落ちるという不況スパイラルに突入している。 内閣府が13日発表した2008年12月の景気ウオッチャー調査によると、景気の実感を示す「街角景気」の現状判断指数は15.9となり、調査を始めた00年1月以来の過去最低を更新した。金融危機後に企業が踏み切った急激な減産と雇用調整が、個人消費の一段の冷え込みさせている現象で、不況の影響が連鎖的に広がっているのだ。このような危機的な経済情勢であるのに、日本政府の対応はほとんど無しに等しいことに驚きを禁じえない。
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