『日々の映像』

2008年07月11日(金)  電池式電気自動車

 昨日はブラジルの予言者ジュセリーノ・ダ・ルースさんの講演会に参加する。
スマトラ沖地震や、9.11米国同時多発テロを10年以上前から発生年月日まで特定してというから一般的には信じられないことである。
ジョセリーノさんの講演の中心は温暖化問題であった。さまざまな事例も概略頭に入っていたことであった。詳しくは後日に送るが講演を聞き終えた感想は、ジュセリーノ・ダ・ルースさんは預言者というより「人格者である」という印象を強く持った。

 温暖化の元凶は化石燃料を使う自動車である。今日は電池式電気自動車について多少記述したい。走行時にCO2出さないのは、蓄電池に充電してモーターを回すタイプの電気自動車と水素燃料電池で発電してモーターを回すタイプの水素燃料電池自動車である。水素燃料電池自動車はホンダがリース形式で試験販売に乗りだすが、まだまだ大衆の手が届く値段ではない。

 電気自動車は三菱自動車工業が2009年夏に投入する。初年の販売台数を、当初計画の1000台から2000台に引き上げるという。ガソリン高や環境問題への意識の高まりを背景に、予想以上に需要が拡大すると思う。同社の広報担当者によると、2年目の2010年は4000台を計画し、早期に年1万台に引き上げる。

 価格は政府などからの補助金を含めると、1台300万円程度というから大衆の手が届く範囲である。三菱自動車の電気自動車は、リチウムイオン電池を搭載。家庭での充電が可能で、1回の充電で160キロ走行出来る。何と言っても費用がガソリンに比べて最大9分の1というのが魅力である。

三菱自<7211.T>、電気自動車の初年度販売計画を2000台に倍増
2008年 07月 10日 10:36 JST
G8会合で電気自動車展示 青森三菱自販がマスコミ試乗会
                2008年6月3日

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三菱自<7211.T>、電気自動車の初年度販売計画を2000台に倍増
2008年 07月 10日 10:36 JST

 [東京 10日 ロイター] 三菱自動車工業は、2009年夏に投入する電気自動車の初年の販売台数を、当初計画の1000台から2000台に引き上げる。ガソリン高や環境問題への意識の高まりを背景に、予想以上に需要が拡大すると判断した。1年目は法人を中心に販売する。
 同社の広報担当者によると、2年目は4000台を計画。早期に年1万台に引き上げる。価格は政府などからの補助金を含めると、1台300万円程度になる見込み。
 三菱自動車の電気自動車は、ジーエス・ユアサ コーポレーション(6674.T: 株価, ニュース, レポート)などと共同開発したリチウムイオン電池を搭載。家庭で充電可能で、1回の充電で160キロ走行できる。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

G8会合で電気自動車展示 青森三菱自販がマスコミ試乗会
                  2008年6月3日
青森市で開催される「G8エネルギー大臣会合等」会場に三菱自動車工業の電気自動車「iMiEV(アイミーブ)」が展示されることになり、これに先駆けて青森三菱自動車販売(青森市、佐々木聡社長)が1日、同市新城の青森西バイパス店で報道関係者を対象に試乗会を行った。
 アイミーブはリチウムイオン電池を組み合わせた大容量電池パックを搭載し、コンセントから家庭用電源で充電できる。二酸化炭素をまったく排出せず、費用もガソリンに比べて最大で9分の1となり、1回の充電で約160キロ走行することが可能。
 試乗会では、発進する際にガソリン車特有のエンジン音がないなど、ほとんど音を出さずに走行できる電気自動車の特性に関心が集まった。
 三菱自販では「当社は環境に優しい企業を目指しており、車もそうなんだ―という点をG8会合でアピールしたい」としている。
 また、会合開催中はトヨタ自動車がプラグインハイブリッド車、富士重工業は電気自動車の展示、試乗を行う。


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石田ふたみ