『日々の映像』

2008年05月30日(金)  ほぼガソリンを使わない自動車

  時には夢を語りたい。
 2030年の日本は、風力と太陽光発電で消費全力の80%をカバーするようになった。最大の激変は石油の輸入量がピーク時の50%に減少したことである。これを可能にしたのは、プラグインハイブリッド車の登場である。家庭用の乗用車は、家庭で充電できるプラグインハイブリッド車に100%変わってしまったのである。一晩の充電で100キロを走行できるので、通常の生活でガソリンを使うことがほとんどなくなったのである。


ハイブリッド車用の電池生産量、トヨタ・松下が倍増へ
               2008年5月23日10時56分 読売新聞
プラグインハイブリッド車
                    2008年1月15日 毎日新聞
プラグインハイブリッド車とは
http://jafmate.jp/sp/pluginhv02/

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ハイブリッド車用の電池生産量、トヨタ・松下が倍増へ
               2008年5月23日10時56分 読売新聞
トヨタ自動車と松下電器産業の合弁会社でハイブリッド車用電池を開発・生産する「パナソニックEVエナジー」(静岡県湖西市)が2011年をめどに生産量を現在の約2倍の年産100万台規模に引き上げることが23日、分かった。
 湖西市の既存工場を増強するほか、東北地方に新工場を建設する方向で調整している。
 また、現在主流のニッケル水素電池より軽量・小型で充電容量が大きいとされるリチウムイオン電池についても、家庭で充電できる「プラグインハイブリッド車」が2010年に実用化されるのに合わせ、湖西市に新工場を建設し量産に乗り出す方針だ。
 トヨタは2010年代の早い時期にハイブリッド車を年間100万台販売する計画を表明しており、対応する電池の供給体制を整える狙いがある。 トヨタ自動車と松下電器産業の合弁会社でハイブリッド車用電池を開発・生産する「パナソニックEVエナジー」(静岡県湖西市)が2011年をめどに生産量を現在の約2倍の年産100万台規模に引き上げることが23日、分かった。
 湖西市の既存工場を増強するほか、東北地方に新工場を建設する方向で調整している。
 また、現在主流のニッケル水素電池より軽量・小型で充電容量が大きいとされるリチウムイオン電池についても、家庭で充電できる「プラグインハイブリッド車」が2010年に実用化されるのに合わせ、湖西市に新工場を建設し量産に乗り出す方針だ。
 トヨタは2010年代の早い時期にハイブリッド車を年間100万台販売する計画を表明しており、対応する電池の供給体制を整える狙いがある。
(2008年5月23日10時56分 読売新聞)

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プラグインハイブリッド車
                    2008年1月15日 毎日新聞
 電動モーターとガソリンエンジンを組み合わせてコンピューターで制御し、ガソリン車より燃費を向上させたハイブリッド車の次世代型モデル。
 現在のハイブリッド車は車の運動エネルギーを電気に変えてバッテリーを充電しており、外部電源から充電する必要はない。一方、「プラグイン」は家庭用コンセントにコードで接続して充電するもので、より大容量のバッテリーを搭載。充電の手間はかかるが、モーターだけで走る距離が格段に増える。
毎日新聞 2008年1月15日 東京朝刊
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プラグインハイブリッド車
                    http://jafmate.jp/sp/pluginhv02/

2005年頃から自動車業界の中で話題になっていた「プラグインハイブリッド車」が本格的に動き出した。動いたのは、プリウスでハイブリッド車というジャンルを確立したトヨタだ。
今回トヨタが開発した「トヨタプラグインHV」は、同社の「脱内燃機関宣言」というべきクルマになる可能性がある。なにしろ基本的には電気だけで走り、必要なときにはエンジンを使用するというクルマなのだ。
プリウスなどのハイブリッド車も一部電気を使ってはいるが、あくまでエンジンが主で、電気は補助。主従が逆転しているのである。つまり、電気で補助するエンジン車から、エンジンで補助する電気自動車(EV)になったわけだ。いまや世界最大の自動車メーカーとなったトヨタが、プラグインHV自動車の先陣を切ったことは、内燃機関一辺倒だったクルマの世界を揺るがす出来事になるかもしれない。




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石田ふたみ