『日々の映像』

2007年12月14日(金)  警戒を要する鳥インフルエンザ

ヤフーで今月に入ってから鳥インフルエンザのニュースが10本以上ある。厚生労働省は12月10日、「中国・南京市でヒトからヒトへの感染が疑われる高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の発症例があった」と発表した。「ヒト・ヒト」感染の疑いは、ベトナム(04年3月)、タイ(同9月)、インドネシア(06年4月)に次いで4例目であるという。

 「WHOによると、今月9日までの鳥インフルエンザ感染者数は12カ国で337人(死亡207人)。中国ではこの親子を含め27人が発症し、17人が死亡している。ヒトからヒトへ容易に感染するウイルス変異が起きた場合、世界的な大流行の危険がある」(2007年12月10日毎日新聞から)

 鳥インフルエンザの最大の脅威は、感染者の6割以上が死亡することである。ヒトからヒトへ容易に感染するウイルス変異が起きた場合、世界的な大流行の危険がある。中国・南京市で「ヒト・ヒト」感染とのことだ。鳥インフルエンザに感染して、あの世に旅立つのは真っ平ごめんである。

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鳥インフル:中国・南京市で「ヒト・ヒト」感染か
毎日新聞 2007年12月10日 
 厚生労働省は10日、中国・南京市でヒトからヒトへの感染が疑われる高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)の発症例があったと発表した。「ヒト・ヒト」感染の疑いは、ベトナム(04年3月)、タイ(同9月)、インドネシア(06年4月)に次いで4例目で、中国では初めて。
 中国政府が世界保健機関(WHO)に報告した。それによると、男性(24)が11月24日に発症し、12月2日に死亡。さらに同居する父親(52)が3日に発症し、治療を受けている。
 南京市がある江蘇省では今年、鳥インフルエンザの発生報告がなく、死亡した男性が病気の鳥に接触した形跡がないため、最初の感染源は分かっていない。父親は男性から感染した可能性がある。
 WHOによると、今月9日までの鳥インフルエンザ感染者数は12カ国で337人(死亡207人)。中国ではこの親子を含め27人が発症し、17人が死亡している。ヒトからヒトへ容易に感染するウイルス変異が起きた場合、世界的な大流行の危険がある。【清水健二】
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・鳥インフル、人からの感染を否定=中国
(時事通信) (12月11日13時2分)
- 南京の鳥インフルで厚労省「限定的な人・人感染の疑い」
(サーチナ・中国情報局) (12月11日12時20分)
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- <鳥インフルエンザ><続報>人から人には感染しない!感染家族2人の検査結果が判明―中国(Record China)         (12月11日9時2分)
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- <鳥インフルエンザ><続報>人から人には感染しない!感染家族2人の検査結果が判明―中国(Record China)       (12月11日9時2分)
- 【ポーランド】鳥流感、中部で再び発生、ウイルスはH5N1型(NNA)
(12月10日20時42分)
- <続報>2人目の鳥インフルエンザ感染、地元では鳥肉食が激減―江蘇省(Record China)                 (12月10日16時56分)

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- <続報>2人目の鳥インフルエンザ感染、地元では鳥肉食が激減―江蘇省(Record China)                 (12月10日16時56分)
- 江蘇で男性2人が鳥インフル、人からの感染否定(サーチナ・中国情報局)
(12月10日14時16分)
- 同一家庭から2人の鳥インフルエンザ感染者、人から人への感染の疑い強まる―江蘇省(Record China)             (12月8日22時16分)
- 同一家庭から2人の鳥インフルエンザ感染者、人から人への感染の疑い強まる―江蘇省(Record China)              (12月8日22時16分)
- 中国、鳥インフルエンザに感染した男性が死亡=新華社(ロイター)
(12月3日10時43分)
・中国、鳥インフルエンザに感染した男性が死亡=新華社(ロイター)
-                        (12月3日10時43分)

鳥インフル、人間へ感染促す変異を特定・東大など
(10/5 いきいき健康)
 鳥インフルエンザウイルス(H5N1型)が、人間に感染しやすい性質を獲得する際に不可欠とみられる新たな変異を、河岡義裕・東京大教授を中心とする日本とベトナムの国際チームが5日までに特定し、米専門誌に発表した。
 こうした変異が重なると、人間の世界で爆発的に流行する「新型インフルエンザ」の出現につながると懸念されている。河岡教授らは昨年、やはり人間への定着に重要な別の変異も見つけており、これらの変異を監視することで、新型出現の危機がどれだけ差し迫っているかの判断に役立つと期待される。
 チームは2004年にベトナムの1人の患者ののどと肺からそれぞれ採取した、2種類のH5N1型ウイルスを比較。のどの方のウイルスは、表面のタンパク質のアミノ酸が1カ所、グルタミン酸からリシンに変わっており、マウスに感染させると、のどや鼻など気道上部のさまざまな細胞で増殖しやすく、哺乳類の一般的な体温(約37度)より低い約33度でも増えることが分かった。〔共同〕

農水省、英国から鶏など輸入停止・鳥インフル発生で
(11/14 いきいき健康)
 農林水産省は14日、英国で鳥インフルエンザが発生したことを受けて、13日から鶏などの輸入を停止したと発表した。英国からはブロイラー用として鶏のひなを2006年で16万1530羽輸入している。英国産は輸入量全体の4分の1に相当するが、同省は「業者が輸入先を米国などに振り替えて対応するので国内への影響は大きくない」とみている。


韓国からの鳥肉輸入停止・鳥インフル発生で
(11/26 いきいき健康)
 農林水産省は26日、韓国で鳥インフルエンザが発生したことを受けて同日付で鶏肉などの輸入を停止したと発表した。韓国からの家禽(かきん)肉の輸入量は2006年で1296トンで、全輸入量の0.2%。農水省は国内需給に影響はないとみている。




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石田ふたみ