『日々の映像』

2007年12月03日(月)  時代の変化を感じとろう

 11月22日「仕掛ける人(企業・個人)、仕掛けられる人」と題して書いた。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=631254415&owner_id=3230765

 この書き込みでイオン新潟南ショッピングセンターのことを記述した。
「駐車場のスペースは3560台という規模です。3560台のスペースが土・日ともなると満杯になるのです。」ここに入っている専門店は、164店舗なのである。一つの町が出来たといっても良い。この規模のショッピングセンターが出来ると、2〜30キロ以内の中小のスーパー・店舗は深刻な影響を受けることは必至と言わねばならない。

 イメージになかった報道があった。トヨタ自動車の複合商業施設「トレッサ横浜」の完成である。首都圏で初めのトヨタの商業施設は、12月5日にオープンする。トヨタ系列とダイハツ工業の計6販売店を集結させ、すべてのトヨタ車の購入・整備できる「オートモール」なのである。レストランやショップなどのテナントが最終的には220店入り、客は買い物や食事を楽しみながら、車選びができるのです。

 この規模は新潟に出来たイオンのショッピングセンターと同規模以上の感じである。この複合商業施設「トレッサ横浜」の規模をメモしよう。
・ 敷地面積 約71,000平方メートル
・ 延床面積 約168,000平方メートル
・ 総賃貸面積 約60,000平方メートル
・ 駐車可能台数  2800台
・ 年間集客 1100 万人を見込む

 総賃貸面積60000平方メートルに220の店舗が入るのである。
60,000平方メートルの面積の見当がつかない人もいるかもしれない。
よってここでメモ。

60000平方メートルとは
100メータトル×600メータトル=60000平方メートルである
50メートル×1200メータトル=60000平方メートルである
10メーターの歩道の左右に奥行き20メータトルの店舗が並ぶとその長さは1200メートルになる。
・年間1100万人の集客とは1日3万人の集客なのである。
    3万人×365日=1100万人
トヨタは法規制を言わなければ、このような施設を全国で100ヵ所作るのは簡単なことである。私たちは時代の変化を感じ取らなければならない。
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トヨタの複合商業施設「トレッサ横浜」完成、首都圏で初
           (2007年11月29日23時15分 読売新聞)

仏リヨンの街並みをイメージした「トレッサ横浜」
 トヨタ自動車の複合商業施設「トレッサ横浜」(横浜市港北区)が完成し、29日に現地で記念式典が行われた。
 12月5日にオープンする。トヨタの商業施設は首都圏で初めて。
 トヨタ系列とダイハツ工業の計6販売店を集結させ、すべてのトヨタ車が購入・整備できる「オートモール」とした。レストランやショップなどのテナントが最終的には220店入り、客は買い物や食事を楽しみながら、車選びができる。施設内には、横浜市の姉妹都市・仏リヨン市の街並みを再現。来年3月の全面開業後は、年間1100万人の集客と、350億円の売上高を見込んでいる。

 トレッサ横浜は、東急東横線の大倉山が最寄り駅。
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・『トレッサ横浜』(Tressa横浜)
【仏語】 Tressailler de joieで、「喜びでワクワクする」の意味
・事業主体 (株)トヨタオートモールクリエイト
・所在地   神奈川県横浜市港北区師岡町
・オープン   北棟 : 2007年11月、南棟 : 2008年3月
・階数     地上6階(一部7階)
・敷地面積 約71,000m
     (北棟 : 約30,000m 、南棟 : 約41,000m )
・総賃貸面積 約60,000m
      (北棟 : 約26,000m 、南棟 : 約34,000m )
・延床面積 約168,000m
     (北棟 : 約74,000m 、南棟 : 約94,000m ) ・駐車可能台数 約 2,800台(北棟 : 約1,200台、南棟 : 約1,600台)

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石田ふたみ