『日々の映像』

2007年12月01日(土)  防衛庁落城

防衛庁に検察の手が入ることは、中で働く自衛官にとっては防衛庁の落城に近い衝撃だろう。以前書いたことがあるが、官僚組織の活力の源泉は、省庁間の縄張り争いなのだ。特に国家秘密という黒いカーテンを下ろしている防衛庁、この黒い霧に捜査のメスを入れようとする検察庁・・・この2者は積年の暗闘を繰り返してきたのだ。

守屋前次官は2007年9月3日の離任式で 「一人を以(もっ)て国興り、一人を以て国滅ぶ」と中国の故事を「好きな言葉」として紹介したという。現実は守屋前次官一人のために防衛庁が落城し検察のなすがままである。
同省元職員は「切腹もの」とはき捨てたことが理解できる。

もっと新聞の扱いが大きいと思っていたが11月30日の主なニュースにはなっていない。29日までの主なニュースの目次を掲げたい。時間のある方はURL〔エンピツ〕でお読みください。

 2007年11月29日毎日新聞
・〔社説〕前次官逮捕―防衛汚職の底知れぬ闇
                    2007年11月29日朝日新聞
・元専務「接待はわいろ」認める
2007年11月29 産経新聞
・ゴルフ接待、守屋容疑者と妻が要求
2007年11月29日読売新聞
・防衛汚職:防衛省を家宅捜索 東京地検特捜部
2007年11月29日毎日新聞
・防衛汚職:守屋幸子容疑者「宮ちゃん、私を重役にすれば」

・<防衛汚職>守屋前次官の影響力、輸送機から売店のパンまで
2007年11月28日 毎日新聞
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前次官逮捕―防衛汚職の底知れぬ闇〔社説〕
                  2007年11月29日朝日
 「刑事罰に該当するということであれば、それを逃れる考えは全くない」。自らの疑惑について参院の証人喚問でこう述べた守屋武昌・前防衛事務次官が、収賄容疑で妻とともに逮捕された。
 前次官が軍需専門商社「山田洋行」の元専務からゴルフ接待を受けていたことが明らかになって1カ月余り。底知れない様相を呈していた防衛利権疑惑は、防衛官僚トップの汚職事件に発展した。
 前次官は妻と共謀し、装備品納入などで元専務に便宜を図ったことへの謝礼として、12回で約400万円分のゴルフ接待を受けた。それが逮捕容疑である。
 具体的な便宜として浮かんでいるのは次のような疑惑だ。
 元専務は山田洋行から分かれて日本ミライズをつくった。次期輸送機のエンジン調達で、前次官は日本ミライズと随意契約にするよう動いたのではないか。山田洋行は装備品代を水増し請求したのに、処分されなかった。この決着にも前次官がかかわっていたのではないか。
 装備品調達のほかにも、前次官は日本ミライズの資金集めを助けるため、経済人に口利きした疑惑がある。部下に投資目的で4500万円を預けた問題も発覚したが、真相はいまだに見えない。
 軍用機から制服まで、装備品に投じられる税金は年2兆円程度だ。機密の壁もあって、その実態は外から見えにくい。日本の安全保障に直結する装備品の調達が、業者との癒着によって、どのようにゆがめられていたのか。検察は長年の利権構造に切り込んでほしい。
 山田洋行は巨額な裏金をプールしてきたといわれる。前次官のほかには、どこへ流れたのか。
 注目されるのは政界とのかかわりだ。前次官の証人喚問では、久間章生氏と額賀福志郎・財務相の2人の防衛庁長官経験者が「元専務との宴席に同席していた」と名指しされた。久間氏は「あり得るかもしれない」と述べた。額賀氏は強く否定しているが、その一方で山田洋行に計220万円のパーティー券を買ってもらったことは認めた。
 両氏や元専務が名を連ねたことがある社団法人「日米平和・文化交流協会」も家宅捜索を受けた。政界と軍需産業のパイプ役が事実上運営を担う団体だ。
 政治家と軍需業界との癒着はないのか。その解明こそ検察に期待したい。
 それにしても、官僚トップの汚職が絶えないのはなぜか。リクルート事件では労働、文部両省、特別養護老人ホームへの補助金をめぐる事件では、厚生省の元事務次官が摘発された。これらの事件は何の教訓にもなっていないようだ。官僚組織そのものに汚職を生む構造があると思わざるをえない。
 守屋前次官は4年間も事務次官を務め、軍需産業との癒着については知り尽くしているはずだ。その実態を明らかにし、防衛利権の闇を一掃する。それが国民に対する、せめてもの償いである。

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元専務「接待はわいろ」認める
2007.11.29 12:33産経新聞

宮崎容疑者(左)と守屋容疑者 前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)の汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された山田洋行元専務、宮崎元伸容疑者(69)が東京地検特捜部の調べに「守屋容疑者へのゴルフ接待はわいろと言われても仕方がない。防衛装備品納入で便宜を図ってもらいたかった」と容疑を認めていることが29日、関係者の話で分かった。宮崎容疑者はゴルフ接待を行ったことは認めていたが、「わいろの意図はなかった」と主張していた。

 関係者によると、調べに宮崎容疑者は、ゴルフ接待を行った理由について「守屋容疑者と良好な関係を築きたかったから」と説明。「防衛装備品納入でいろいろ便宜を図ってもらいたかった」と、逮捕容疑を認めていたという。ただ、守屋容疑者に対して個別の調達に関して便宜を図るよう要求したことは認めていないという。

 守屋容疑者は容疑を認めているが、妻の幸子容疑者(56)は「宮崎容疑者とは友達。接待はわいろではないと思った」と容疑を否認している
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ゴルフ接待、守屋容疑者と妻が要求
(2007年11月29日14時39分 読売新聞)
 守屋武昌・前防衛次官(63)の汚職事件で、守屋容疑者が防衛専門商社「山田洋行」の元専務・宮崎元伸被告(69)から頻繁に受けていたゴルフ接待の大半は、守屋容疑者や妻の幸子容疑者(56)から宮崎被告に要求していたことが分かった。

 守屋容疑者が別の業者などからゴルフ接待を受けているのと同じ日に、幸子容疑者だけが宮崎被告から接待を受けることもあった。また、接待旅行に同行させた部下らの費用も負担させていた。東京地検特捜部は過剰な接待の経緯について、守屋容疑者夫妻を追及している。
 守屋容疑者は防衛庁(現防衛省)防衛政策課長だった1996年ごろから、宮崎被告らと山田洋行の関連会社が運営する埼玉県や千葉県のゴルフ場などで一緒にプレーするようになった。ゴルフ接待は年間20〜30回、過去11年間で300回を超える。プレーの後は、焼き肉屋やマージャン店などでも接待が行われたが、こうした費用のほぼ全額を宮崎被告側が負担していた。
 関係者によると、ゴルフの大半は、守屋容疑者か幸子容疑者が、宮崎被告に「ゴルフに行こう」などと持ち掛けていた。また、300回超のゴルフの半分以上は、守屋容疑者が別の業者などからゴルフ接待を受けている間に、幸子容疑者が単独で宮崎被告から接待を受けたものだったという。
 守屋容疑者と幸子容疑者は、宮崎被告と北海道や福岡などにゴルフ旅行に行き、交通費やゴルフ代のほか、夜の宴会料や観光施設を訪れた際の入館料まで、毎回20万〜30万円の費用を宮崎被告に負担させていた。こうした旅行も、守屋容疑者夫妻が持ち掛けていた。さらに、接待旅行には、守屋容疑者の当時の部下や知人らを同行させることが多く、守屋容疑者は同行者に「金は払わなくていい」と言い、同行者の費用も負担させていたという。
 特捜部では、守屋容疑者が防衛次官の強大な権限を背景に、防衛装備品の受注などに便宜を図る見返りに、宮崎被告にゴルフ接待や現金提供を要求していたとみている。
 特捜部は、幸子容疑者についても、〈1〉宮崎被告が事務次官である夫からの便宜を期待していることを認識した上で自分も接待を受けている〈2〉夫婦で生計を共にし、妻の利益は夫の利益になる――ことから、公務員という身分はなくても共犯となる「身分なき共犯」にあたると判断している。
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防衛汚職:防衛省を家宅捜索 東京地検特捜部
                                  2007年11月29日毎日
防衛省の家宅捜索に入る東京地検特捜部の係官ら=東京都新宿区でで2007年11月29日午後0時19分、佐々木順一撮影 前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)の汚職事件で、東京・市ケ谷の防衛省に29日、東京地検特捜部の家宅捜索が入った。大臣室や次官室もある内局への本格的な強制捜査は、防衛庁時代の98年9月に起きた旧調達実施本部(調本)の背任事件以来。六本木から00年5月に移転して以降は初めてで、職員らは不安そうに見守った。

 午後0時15分、特捜部の係官約100人が到着。150人近い報道陣が待ちかまえる中、事件の焦点となっている次期輸送機(CX)の開発を所管する防衛省内局の経理装備局など、国防の中枢部門が入る19階建てのA棟を中心に資料の押収を進めた。さらに、大臣直轄の装備施設本部や技術研究本部などが入る10階建てのD棟も、捜索の対象になった。

 ある幹部は「調本の背任事件を受けた改革の時期に、市ケ谷に移転し、守屋さん自身も心機一転のチャンスと再三話していた。不祥事の度に繰り返した反省は、いったい何だったのか」と漏らした。

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防衛汚職:守屋幸子容疑者「宮ちゃん、私を重役にすれば」
毎日新聞 2007年11月29日 2時30分
守屋武昌容疑者(右端)の妻幸子容疑者(右から2人目)は、宮崎元伸容疑者(左端)から繰り返し接待を受けていた。首都圏のゴルフ場でプレー後に並んで記念撮影=04年春ごろ 収賄の共謀容疑で28日に逮捕された前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)の妻幸子容疑者(56)が、贈賄側の防衛専門商社「山田洋行」元専務、宮崎元伸容疑者(69)に「私を重役にすればもっと仕事を受注できる」と持ち掛けていたことが、関係者の話で分かった。度重なる接待で、宮崎元専務を「宮ちゃん」と呼ぶほど懇意になっていたという。東京地検特捜部もこの事実を把握しており、幸子容疑者がわいろ性を持った接待の趣旨を十分に理解していたとみて、追及する方針。

 関係者によると、幸子容疑者は守屋前次官よりもゴルフに熱心で、スコアもシングル級といい、宮崎元専務によるゴルフ接待の大半に同行していた。前次官不在でも、ゴルフ接待を受けることさえあった。このため、元専務とは極めて懇意に。ゴルフや飲食接待の席などで「宮ちゃんも、私を山田洋行の重役にすれば、希望通りに防衛庁(当時)の仕事を受けられるようになるわよ」などと言っていたという。

 次女(26)が米ニューヨーク州の語学学校に留学する際、米国滞在中の元専務に世話を頼んだのも幸子容疑者だった。「娘を留学に出すので宮ちゃん、何とか面倒見てくれない?」。転居や入学手続き、さらに「激励会」までしてもらった。元専務はステーキハウスで、1人数十ドルの代金を支払ったとされる。

 幸子容疑者は元防衛庁職員。防衛幹部職員の妻らで作る婦人会の親しいメンバーと東京・赤坂の高級クラブやレストランでカラオケや飲食を楽しみ「山田(洋行)につけておいて」と店員に伝え、宮崎元専務に飲食代を肩代わりさせていた。「奥さんが夫に接待を受けないよう止めなければいけないのに、逆に後押ししていた」。クラブのママは周辺にこう話した。

 収賄罪は公務員に適用される「身分犯」だが、特捜部は、夫の職務を熟知する幸子容疑者が「装備品受注で便宜を受けたい」という宮崎元専務の意図を十分に知りながら、ゴルフ接待などさまざまな利益提供を積極的に受けていたと判断。守屋前次官と共謀した「身分なき共犯」に問えるとして、異例の逮捕に踏み切った。

 特捜部は、宮崎元専務による幸子容疑者への接待は、実質的には守屋前次官に対する利益提供だったとみており、ゴルフ旅行接待で元専務が負担した幸子容疑者分の費用もわいろに算入した。

 96年に収賄容疑で逮捕された岡光序治元厚生事務次官=実刑確定=の事件で妻が贈賄業者にマンション改修費を出させ、大理石風呂やシステムキッチンも設置した。このケースでは「おねだり妻」などと問題視されたが、刑事責任は問われなかった。特捜部は、幸子容疑者については、夫とともに長年にわたって継続的に利益提供を受けており、より悪質と判断したとみられる。






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<防衛汚職>守屋前次官の影響力、輸送機から売店のパンまで
2007年11月28日 毎日新聞
 接待疑惑発覚から40日、捜査はついに核心にたどりついた。28日、東京地検特捜部が収賄容疑で取り調べを始めた守屋武昌・前防衛事務次官(63)。現職時代、その絶大な力は1基6億円の次期輸送機(CX)エンジンの選定などから、一つ百数十円のパン納入にまで及んだ。しかし、この日タクシーに乗り込む表情は青ざめ、かつての面影はない。癒着の代償は重く、約27万人のトップに君臨した「防衛省の天皇」の名は、地に落ちようとしている。

 東京都新宿区矢来町の自宅付近には、報道陣約70人が待ち構えた。午前10時過ぎ、黒っぽいスーツ姿の前次官が現れ、隣には頭から淡いベージュの毛布をかぶった妻(56)とみられる女性の姿が。2人は個人タクシーの後部座席に乗り込み「何か一言お願いします」との問いかけにも無言を貫いた。逮捕を覚悟しているのか、前次官はフラッシュを浴びても顔を伏せず、表情も変えなかった。2度の証人喚問の時より、さらにやせ、疲れた様子だった。
   ◇   ◇
 05年12月と06年2月、同省厚生棟1階の食堂。当時事務次官だった守屋前次官が新メニュー試食会に姿を見せた。新作のパンをほおばり「材料費はいくら?」と質問。次官は食堂を経営する同省共済組合本部の本部長を兼任しているからだ。ただ「次官が来たのは守屋さん以外に記憶がない。こんな所にまで来るのかと驚いた」(組合関係者)。試食会で「お墨付き」を得たパンが、同棟地下1階の売店に並んだ。

 この組合は、不自然な金銭やり取りの舞台にもなった。前次官は97年、4500万円を河村延樹・前防衛政策課長(47)=大臣官房付に更迭=に預けて運用を依頼。失敗したため、5年がかりで返済を受けた。特捜部はこの経緯を解明するため、組合に開設された2人の口座に関する資料を入手している。
   ◇   ◇
 次官就任は03年8月。直後から、地方に勤務する親しい自衛隊幹部に直接電話をかけ「明日行くから」と部隊の頭越しで直接約束を取りつけた。米軍普天間飛行場(沖縄県)の移設を巡っては、自らが進める「陸上案」と対極の「海上案」を推した部下を左遷して、日米合意(05年10月)にこぎつけた。CXエンジンに絡んでは今年6〜7月、部下を呼びつけ、山田洋行元専務の宮崎元伸容疑者(69)=業務上横領容疑などで逮捕=が社長を務める日本ミライズとの随意契約を迫った。

 「防衛省では一度飛ばされると敗者復活は無理。怖くて意見できなかった」。前次官が振りかざした人事権を前に、職員は服従を迫られた。

   ◇   ◇

 その裏で12年もの間、ひそかに続いた元専務とのゴルフ。プレー代約2万5000円に対し支払いは1万円。回数は300回超に達した。

 「一人を以(もっ)て国興り、一人を以て国滅ぶ」。9月3日の離任式で、中国の故事を「好きな言葉」として紹介した前次官はこう続けた。「国の防衛に従事する人の心意気を示す言葉として、いつも忘れず心がけました」。しかしその言葉は今、空虚に響き、同省元職員は「切腹もの」とはき捨てた。

守屋前次官の妻「おねだり女帝」身分なき共犯
防衛省幹部の妻4、5人とともに東京・赤坂の高級クラブを訪れ、カラオケに興じることもあったが、守屋氏の妻は「山田(洋行)につけておいて」と店員に伝え、自分たちで代金を払うことはなかった。守屋夫妻に対する高級クラブでの接待費は月数十万円に上ることもあったという。守屋氏の妻は、防衛省の課長級以上の夫人が集まる親睦(しんぼく)組織「美鳩会」でも「女帝」として権勢を振るっていた。会合場所に車が到着すると、ドアの外に夫人らがズラッと並び、深々と頭を下げて迎えたという。
(中略)
検察内部には過剰接待を受けていた守屋氏の妻についても、「官僚トップの夫人として目に余る。このまま放置はできない。公務員でない者が犯罪に加担した場合に適用される『身分なき共犯』として立件すべきではないか」という意見があるという。

 高級クラブでつけ回し、ブランド品のプレゼント…。前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)の妻、幸子容疑者(56)が「身分なき共犯」として、夫とともに収賄容疑で逮捕された。妻が収賄罪の共犯として立件されるのは異例だが、山田洋行元専務、宮崎元伸容疑者(69)への“おねだり”は常軌を逸していた。「防衛省の天皇」と呼ばれた夫を尻に敷きながら、求め続けた接待漬け。「逆・夫唱婦随」のたかりぶりは刑事責任を問われることになった。
 幸子容疑者は守屋容疑者と同郷で、宮城県内に軒を構える老舗酒蔵の経営者の娘。ノンキャリア職員として防衛省に入り、守屋容疑者と知り合って結婚した。
 守屋容疑者の中学・高校の先輩は「幸子さんは武昌と正反対に運動神経がよくて、とても明るい。武昌は幸子さんに引っ張られたんじゃないか。普通は妻が夫の行動をいさめるもんだけど、いっしょにやってたらスキャンダルになるよな」と話した。
 12年前からゴルフを始め、11年前から宮崎容疑者から過剰なゴルフ接待を受けていた守屋容疑者。もともとは幸子容疑者がゴルフ好きで、その腕前はハンデキャップでシングルクラスだったという。
 守屋容疑者をゴルフに誘ったのも幸子容疑者。上達の遅い守屋容疑者がいらだつと、「坊や、カッカしないの!」と子供扱いする場面も。守屋容疑者が官房長に就任し、偽名でゴルフをするようになると、幸子容疑者は旧姓と明るい子という意味を合わせた「松本明子」と名乗っていた。

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石田ふたみ