2007年11月12日(月) |
民主党幹部の発言は軽すぎないか。 |
8日夜のTBSの番組で小沢氏は「衆院選で(与党と)決着をつける以外ないという考え方は変わっていない」と述べる一方「(連立は)選挙協力や候補者調整もして、一体になると思われている。しかし、ドイツも小選挙区はあるが、大連立をやっている」と述べている。次回総選挙に負ければ大連立との含みを残している。この発言には支持者の深層心理を軽視した発言のように思う。 (引用2) 民主党の鳩山由紀夫幹事長は11月8日、次期衆院選後の自民党との大連立の可能性について「(衆院選を)やってみないと分からない」と述べた。次の衆院選で与党が過半数を確保した場合、民主党の政策を実現する手段として、大連立の選択肢も排除されないとの認識をしめしている。〔引用3〕
一方11月9日民主党の鳩山幹事長は9日午前、都内のホテルで社民党の又市幹事長、国民新党の亀井幹事長と会談し「ご迷惑をかけて申し訳なかった。小沢代表も新たな決意なので、今後とも以前同様のつきあいをお願いしたい。(自民党との)連立は一切考えない」と述べている。(引用3)
11月8日は連立に含みを残し11月9日は「連立は一切考えない」と言っている。民主党幹部の発言はあまりにも軽すぎると思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 引用1 次期衆院選で政権交代、小沢代表が改めて強調 (読売新聞 - 11月09日 00:32) 民主党の小沢代表は8日夜のTBSの番組で「衆院選で(与党と)決着をつける以外ないという考え方は変わっていない」と述べ、衆院選での政権交代を目指す考えを強調した。 ただ、自民党との連立政権構想に関しては「(連立は)選挙協力や候補者調整もして、一体になると思われている。しかし、ドイツも小選挙区はあるが、大連立をやっている」と述べ、現行選挙制度での大連立も可能だとの見方を示した。 衆院解散の時期については「(福田首相が)一番好都合な時に解散するのは当たり前だ。我々はいつあってもいいようにやる以外にない」として、選挙準備を急ぐ考えを示した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 引用2 大連立、衆院選後は「分からない」=可能性排除せず−民主・鳩山氏 (時事通信社 - 11月08日 23:11) 民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日夕、テレビ東京の番組に出演し、次期衆院選後の自民党との大連立の可能性について「(衆院選を)やってみないと分からない」と述べた。次の衆院選で与党が過半数を確保した場合、民主党の政策を実現する手段として、大連立の選択肢も排除されないとの認識を示したものだ。
一方で、鳩山氏は「次の衆院選でわれわれが過半数を握る戦略でいく。それが成就すれば、ねじれが解消される」と述べ、衆院選で過半数を獲得し政権交代を目指す方針を強調した。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 引用3 民主・鳩山幹事長、社民幹事長らに“連立混乱劇”を謝罪 (読売新聞 - 11月09日 10:43) 民主党の鳩山幹事長は9日午前、都内のホテルで社民党の又市幹事長、国民新党の亀井幹事長と会談し、自民党との連立政権構想を巡って混乱を招いたことについて経緯を説明し、謝罪した。 又市、亀井両氏はこれを了承した。3氏は国会対応での協調や、次期衆院選に向けて選挙協力を進める方針を確認した。 鳩山氏は会談で「ご迷惑をかけて申し訳なかった。小沢代表も新たな決意なので、今後とも以前同様のつきあいをお願いしたい。(自民党との)連立は一切考えない」と謝罪した。 又市、亀井両氏は「法案対応は委員会など国民に見える中で堂々と行うべきで、場外協議はいけない」と述べ、小沢氏が福田首相との党首会談に応じたことに苦言を呈した。
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