2007年05月05日(土) |
児童虐待防止 改正法案 |
日々の映像は1997年1月から記述を開始した。毎年の5月5日は児童虐待に関することを書いて来た。大人二なり切っていない大人の存在が児童虐待などという悲劇を生むように思う。
子供を虐待から守る法律が、遅ればせながら整備されつつある。改正児童虐待防止法案が衆院で可決され、今国会で成立することが確実となった。各自治体や警察は、この法律を最大限に生かし、相次ぐ虐待の悲劇に歯止めをかけてほしいものである。昨年の児童虐待事件は297件と過去最高で、家庭で虐待されて死亡した子供は、昨年1年間で59人にも上っている。 改正児童虐待防止法案は、全国にある児童相談所の権限を大幅に強化させた。家庭裁判所か簡易裁判所の許可令状があれば、強制的に家庭に入ることができ、虐待が認められれば子供を保護できることになった。改正法で、これまで救えなかった痛ましい児童虐待未然防止につながると期待したい。児童虐待・高齢者虐待などという言葉が常に出てくる日本の社会は、生活文化の基礎は貧弱といわねばならない。
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