2007年04月14日(土) |
<生保不払い>37社が25万件290億円 調査結果報告 |
生保の生保不払いが25万件に達するというから不信感がさらに増大することになる。4月13日の毎日新聞の報道の要旨は次のとおりだ。心当たりのある方は、過去にさかのぼって調べる必要がある。何しろ確認が必要な契約は110万件も残っているのだ。
1、不払いなしと報告したカーディフ生命保険を除く37社の不払い件数は計約25万件、総額は約290億円にのぼった。 2、保険金2000万円を支払っていなかった事例もあった 3、事実確認が必要な契約は少なくとも110万件残っている。 4、最終的な不払い件数と額は膨らむ可能性が高く、金融庁の厳しい行政処分は避けられない見通し 5、これまで生保業界の不払いが報告されたのは05年では、計3000件余りとなっていたが、今回の報告で不払い件数が約25万件となった。 6、3大疾病特約では、がんの告知をされていない場合など、受給できることに気づかなかった契約者や家族が請求せず、結果として、保険金を受け取っていない事例が目立った。 7、契約者はきちんと請求したのに、生保が診断書に記載された手術を見落とし、保険金・給付金が本来の受け取り額より少なかった事例も多かった。
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