以前書いたことがあるが、65〜69歳の就業率は35%もある。日本の男性の平均的な健康年齢は69歳なのである。平均的な男性が69歳まで働くと、あとはどこかが悪くなり半病人の生活となる。働き続けて後は病を持っての余生ではなんとも侘しい。
経済財政諮問会議の労働市場改革に関する専門調査会は6日、女性や高齢者、若年者の就業率向上に向け、10年後の具体的な数値目標を設定することを柱とする第1次報告をまとめた。これによると 1、65〜69歳の高齢者は35%から47%に、 2、25〜44歳の既婚女性の就業率を2006年の57%から2017年に71% 3、15〜34歳の既卒男性は89%から93% にそれぞれ引き上げることを明記した。(4月6日 読売新聞から) 65〜69歳の35%の人たちが働いているのである。』なぜ働いているのか。 働かなければ生活できない人がかなりの割合を占めていることは確かである。以前に書いたことがあるがドイツなどは65歳を越えて働いている人は数%しかいないのである。日本の社会は高齢者にとって、まことに厳しい社会といわねばならない。年金だけで食べていける人はどれだけいるのか。50%を大きく割ると思う。
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