2007年03月29日(木) |
欧米の肥満人口増深刻 |
日本の家庭の食事が欧米化していることに強い懸念を持つ一人である。 以前、食事の内容による自給率を書いたことがある。 朝食をパン中心の食事とした・・・自給率15% 朝食をご飯中心の食事とした・・・自給率55%
日本の食糧全体の自給率は40%を割っている。これはパンを中心とした食事をする家庭が多くなっていることによる。このパン・バター・牛乳・肉を中心とした欧米風食事がいかに悪いかは欧米の肥満人口増の深刻さが立証している。
素人が解説せれば、パンのような粉食(粉で作った食品)は消化が早いのである。同じカロリーでご飯の場合は、5〜6時間空腹感がないが、パンを中心とした食事は4〜5時間で空腹感に襲われるのである。この消化が早いという決定的な欠点が欧米の深刻な肥満人口に繋がっているのだと思う。
世界保健機関(WHO)によると、肥満の指標であるBMI(体重÷身長÷身長)数値が30以上の肥満人口は、「米国で30.5%、英国で22.14%、オーストラリアは16.4%。日本(3.1%)や中国(2.9%)」(27日・産経から)となっている。日本や中国に比べると、アメリカの30.5%はまさに病的である。この病的な肥満が横行する欧米のパン食を真似ようとする日本人の食卓感覚を修正する必要がありと思う。
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