2007年02月18日(日) |
働く貧困層(ワーキングプア)400万世帯を超えるか |
働いても働いても豊かになれない…。どんなに頑張っても報われない…。 今、日本では、「ワーキングプア」と呼ばれる“働く貧困層”が急激に拡大している。ワーキングプアとは、働いているのに生活保護水準以下の暮らししかできない人たちだ。生活保護水準以下で暮らす家庭は、日本の全世帯のおよそ10分の1。400万世帯とも、それ以上とも言われている。
http://www.nhk.or.jp/special/onair/060723.html
景気が回復したと言われる今、都会では“住所不定無職”の若者が急増。大学や高校を卒業してもなかなか定職に就けず、日雇いの仕事で命をつないでいる。正社員は狭き門で、今や3人に1人が非正規雇用で働いている。子供を抱える低所得世帯では、食べていくのが精一杯で、子どもの教育や将来に暗い影を落としている。
「なぜこんな状態になってしまったのか」・・・。やはり「企業」と「政府」の責任は大きいと思う。バブルの時は大量採用し、その後の景気低迷では正社員を解雇したり、雇用の門戸を閉ざしてしまう・・・。理屈は分かるが、あまりにも「企業勝手」のような気がしてならない。
http://studio-m.at.webry.info/200609/article_10.html
憲法25条が保障する「人間らしく生きる最低限の権利」すら空文になっている現実が広がっている。政府はこの問題にどう答えるのだ。
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