『日々の映像』

2007年02月06日(火) フィリピン人の腎臓を待つ日本人患者1万人

 愛媛県の宇和島徳洲会病院で行われた腎移植を巡る事件が大きくクローズアップさている。しかし、なぜ腎臓病になるかという原因が大きくクローズアップされないのはおかしいと思う。腎臓病は高血圧症と密接な関係があるのだ。「高血圧になればなるほど、とだんだん腎臓機能が低下し、腎臓が悪くなれば高血圧になりやすいという表裏一体の面を持っています」
http://yobou.skrg.net/jinzobyo2.html
との指摘の通り高血圧が大きな背景となっているのだ。
  

 フィリピン政府は、腎臓移植を希望する外国人患者に対し、一定の条件を満たせば腎臓提供を認める新制度を導入する方針を固めたという。闇で横行する臓器の国際取引を事実上公認するもので、10日に保健省が公聴会を開いて各界の意見をくみ上げた上で、今年中の制度実施を目指す。外国人を対象とする政府公認の臓器売買は世界に類例がなく、実際に制度運用が始まれば移植待機者が1万人を超す日本から患者が殺到することも予想されるという。国内で腎臓病にならないための啓蒙活動をもっと展開すべきである。

http://www.yomiuri.co.jp/iryou/news/iryou_news/20070202ik07.htm

 < 過去  INDEX  未来 >


石田ふたみ