2007年01月21日(日) |
深酒とアルコール性痴呆 |
酒量を半分以下にするようアドバイスしたい60代の知人が二人いる。二人とも行動的で体を使っているので現在は健康そのものである。しかし、油断は出来ないのである。ぼけ予防協会にボケ防止10ヵ条という長文の記述がある。今日はその中の第3条の一部を引用したい。
「生れて以来500キログラムのアルコールを飲んだ場合、ウェルニッケ脳症や肝障害による脳機能障害を起こし、ぼけと呼ばれる状態(アルコール性痴呆)になることが多いのです。その場合、ビタミンやたんぱく質を食事から十分摂取していない人がぼけやすいことはよく知られています」とある。酒と痴呆に関係があるのだ。一般に酒の飲みすで肝臓がまいることはよく知られているが、酒量と痴呆が関係あることを確認したいものだ。
「それほどの量でなくても日本酒1日3合(ビール大ビン2・5本)以上の人では3合以下の人に比べて有意に脳血管性痴呆になりやすいといわれています」とあるように酒は1合少々であれば害はないが日本酒1日3合以上を日常的に飲む人は脳血管性痴呆のリスクがあることを知るべきである。
ボケ予防10カ条(ぼけ予防協会) http://www.mainichi.co.jp/bokeyobou/yobou.html
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