『日々の映像』

2007年01月20日(土) 老後の生活設計に不安67・6%

今日で4日間以下の通り年金、老後の生活に関するテーマを書くことになった。

1月16日 年金扶養比率
1月18日 年金67歳支給、早くも足音
1月19日 老後を満足に暮らせない日本の社会

 内閣府が13日発表した「国民生活に関する世論調査」結果によると、日常生活に「悩みや不安を感じている」と答えた人は67.6%と、1958年の調査開始以来、過去最高を記録したという。不安の内容では過半数が「老後の生活設計」を挙げ、政府への要望も医療・年金など「社会保障改革」が急増している。内閣府は「定年を控えた団塊世代を中心に退職後への不安が表れている」と分析している。

「不安を感じる」を男女・年代別にみると、男性は50歳代が75.2%、女性は40歳代が76.3%で最も多いとの統計である。不安の内容を複数回答で聞いた結果、「老後の生活設計」が54.0%でトップを示している。政府に対する要望(複数回答)では、「社会保障改革」が72.7%と3年連続1位となっている。政府が国民から預かっている年金資金は130兆円を超えている。こんなに多くの年金資金を持っている国はないのである。しかし、老後の不安を持ち国民が70%を超えている。高齢化社会を作り出した根本原因は何か・・未来に歴史家はどう分析するだろう。


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石田ふたみ