2007年01月22日(月) |
体は使わなければ歩けなくなる。 |
コミュテイを作っているが、すべての原点は社会の出来事をベースに書いてきた日々の映像にある。表題は高齢者福祉情報に書いても良いようなテーマであるが、問題提起の原点としてここに取り上げたい。
昨日で4会場の第2回の脳いきいきセミナーが終了する。12月は3会場 であったが、1月は4会場となった。参加者10名、主催者側3名のセミナーで全員が10分間の持ち時間でスピーチする会合は、おそらく全国で例をみないのではないか。このようなセミナーを開いた目的は、言うまでもなく「脳は使わなければ退化する」との認識から来ている。
体も使わなければ退化するのである。富山県南砺市で実施された厚生労働省研究班の調査によると「豪雪災害を機に、元気だった高齢者の約2割が歩けなくなるなどの『生活不活発病』になり、うち約3割が数カ月たっても回復していない」という。
生活不活発病は、災害による生活環境の変化をきっかけに、それまで自立した生活をしていた高齢者が介助を必要とする状態になることをいう。雪で外出しにくくなったり、避難所に閉じこもったりして、体を動かす機会が減ることが原因と指摘されている。真実は分かりやすく単純なのである。体は使わなければ歩けなくなるのだ。 ★ 生活不活発病、豪雪も契機 富山の調査 2割発症 http://www.asahi.com/life/update/0118/007.html
|