| 2006年10月22日(日) |
「命担保」クレジット契約92万件 |
社会の片隅で何が展開されているのかを注視しなければならないと思う。10月8日命が担保の保険金を消費者金融17社が5万1997件保険金300億円受領したことを書いた。信販会社を受取人にした団体信用生命保険に契約していた件数が全国で92万5956件に上り、1753件計29億1135万円の保険金を信販会社が受け取っていたことが明らかになった。この情報を少々整理してみよう。
・貸出し・供与残高 消費者金融の貸出金額 8兆4000億円・・・・内訳は10月8日 クレジット信用供与残高 10兆2725億円
・死亡保険金での回収 消費者金融業者 5万1997件 302億円 クレジット業者 1753件 29億円
・自殺死亡による保険金回収 消費者金融業者 4908件 43億円 クレジット業者 163件 ?
兎も角「命を担保」に高額なサービスや商品を売りつける事件が相次いで表面化していることは異常というほかない。相手の自殺によって貸付金を回収する・・何と陰湿なビジネスである。この主役が上場している会社なのである。これらの企業にはどんな文化があるのだ。金さえ儲うかれば何をしても良いと思っているのだろうか。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061006-00000315-yom-bus_all http://www.fsa.go.jp/news/18/20061006-1.html http://www.toonippo.co.jp/news_hyakka/hyakka2006/0925_13.html http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn/20061007/20061007-00000161-fnn-bus_all.html http://www.asahi.com/national/update/1020/TKY200610200404.html
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