| 2006年09月18日(月) |
台風13号の被害:時速40キロで日本海に抜ける |
福岡市で最大瞬間風速49・1メートル、長崎県雲仙岳で58・1メートルというから被害は避けられない、9月としては過去最も強い風であったという。今回の台風13号は、宮崎県延岡市で3人が死亡。広島、福岡県でも各1人が死亡、佐賀県で3人が死亡しており、台風や大雨の影響によるとみられる死者は計8人となった。
延岡市では竜巻の発生で、特急「にちりん9号」の先頭2両が横転、乗客ら6人がけがをした。これだけの台風が発生しているのに、特急電車を走らせていたこと自体が問題になるような気がする。延岡市の負傷者は計100人以上に上ったという被害である。九州地方では一時、全体の1割に当たる約73万戸が停電、避難勧告も各地で相次いだ。広島市では取材に出た中国新聞の記者が行方不明となっている。
台風13号は18日 14時50分現在は中国地方の北の日本海を北東に進んでいます。台風の暴風域に入っていないが、中国地方や北陸などが風速15メートル以上の強風が吹いている。台風はこのあとも引き続き日本海を北東に進むが、問題はどれだけの雨は降るかでないかと思う。NHKよると「19日にかけて東北と北海道の太平洋側では雨が強まり、局地的に1時間に30ミリから50ミリの激しい雨が降るおそれがある」とのことである。
台風13号が日本海を北上しているのに、また台風14号が発生している。 9月18日116時30分現在の台風14号は、発達しながら進むようである。台風情報には常に神経を使わなければならない。
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