| 2006年07月21日(金) |
<昭和天皇>A級戦犯の靖国合祀に不快感 |
本題に入る前に気になるニュースを書き留めておきたい。朝鮮中央通信によると、北朝鮮は韓国に書簡を送り、南北離散家族再会事業の中止を通告したという。韓国が北朝鮮のミサイル発射を受けて、同国から要請のあったコメ50万トンや肥料10万トンの支援を拒否したことへの報復措置だという。中国も物資の支援を止めてという報道もあり、北朝鮮の孤立の姿が鮮明になってきている。北朝鮮側提案の言い分は「われわれを敵視する日米に同族間の人道的事業を売り渡す反民族行為だ」と非難している。北朝鮮の言い分は国際社会に通じないことを知るべきだ。
小泉首相の靖国神社をここで何回も書いてきた。昭和天皇が1988年に、靖国神社のA級戦犯合祀(ごうし)について強い不快感を示し、「だから私はあれ以来参拝はしていない」などと語っていたとされるメモが、当時の宮内庁長官、富田朝彦氏(故人)の手帳に残されていたことが分かったという。昭和天皇は78年にA級戦犯が合祀されて以降参拝しなかったが、その理由はこれまで明らかになっていなかった。間接的なメモとはいえ、昭和天皇の合祀についての考えが公になったことで、今後のA級戦犯分祀論議や首相の靖国参拝問題などに影響を与えそうだ。(7月20日・毎日新聞から)
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