| 2006年06月09日(金) |
朝食を必ずとる「小学生は79.7%、中学生は70.2%」 |
昨日専門学校の先生二人と懇談した。最近の若い人たちの中に生活力(ここでは1人でも生きていこうとする活力)が乏しいことが話題になった。これらの若者が結婚すると、こんどは家庭としての機能低下という問題が起こってくるように思う。
5月22日「栄養失調児:校長見かねて、こっそり牛乳飲ます」と題するニュースが報道されていた。現実に起こっていることなので記述しておきたい。食育基本法が昨年夏施行され、国は朝食を取らない小学生をなくそうと呼びかけているが、法の理念とかけ離れた現実に学校現場から悲鳴が上がっているという。「家で与えられる食事はコンビニエンスストアの期限切れのおにぎり、菓子パン−−。栄養失調が疑われる児童に、校長がこっそり牛乳を飲ませている小学校がある。校長は家庭のしつけまで学校が引き受けるのはどうかと思うが、(劣悪な食事の)限度を超えている」(5月22日・毎日から)と嘆いているのだ。悲観的なことを記述するようであるが、このような家庭が増え続けると思わざるをえない。
政府は食育基本法に基づき今年3月、食育推進基本計画では「朝食を欠く国民の割合の減少」を目標に掲げ、10年度までに朝食を取らない小学生をゼロにするとの数値目標を盛り込んでいる。朝の食事まで行政で呼びかけるなどは、本来あってはならないことである。都教委の昨年の調査で「朝食を必ず取る」と答えた小学生は79.7%、中学生は70.2%というから考えられない数字といわねばならない。
|