『日々の映像』

2006年04月19日(水) 小泉内閣の5年間で所得格差広がる

 与謝野馨経済財政担当相は16日、民放番組に出演し、「平成14年から続いている景気拡大について、「『いざなぎ景気』(昭和40年から57ヵ月)を軽く抜く。来年まで続くのではないか」と述べている。すなわち戦後最長記録を大幅に更新するとの認識を示したものだ。我々庶民の立場からすると、国民に金利ゼロという負担(犠牲)をかけていざなぎ景気を軽く抜くと言われることは白々しい。そんなに景気が良いのであれば金利を直ちに3%前後に上げるべきである。要するに国民に犠牲を求めてそのまま知らん顔している。国民はこの点に怒りを持つべきである。

 読売新聞社の全国世論調査(面接方式)があった。小泉内閣の5年間の実績を「評価する」人は計70%に達構造改革については、全体として「プラス」と見る人が計60%、「マイナス」と見る人は計30%。ただ、構造改革により、「社会の格差が広がった」という人は計59%で、「そうは思わない」計35%を上回った。自由経済が進めば進むほど所得格差が生まれることは必至である。この所得格差を縮小するのが政治の役割といえる。

 米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、日本経済について「(景気が回復し)再び経済成長が続いている」ものの、「勝ち組」「負け組」という言葉に象徴されるように、所得格差が広がっているとの見方を伝えていた。最大のポイントは貯蓄のない世帯数が5年で2倍(全世帯の20%)に増えていることである。全世帯の20%に貯蓄がないことは、以前にも触れているのでここでは割愛したい。


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石田ふたみ