『日々の映像』

2006年03月19日(日) 議員の進退

 偽メールで国会を混乱させた永田議員の責任問題も、まだ決着していない。民主党は党員資格停止処分としたものの、渡部恒三国対委員長が議員辞職を促す発言をするなど党内の混迷は深まっている。しかし永田氏は「今の時点で(辞職は)全く考えていない」と明確に否定している。衆院懲罰委員会では22日に永田議員が弁明を行うことが決まった。しかし、永田議員の謝罪だけで一件落着とはいかない雲行きである。

 弁護士法違反などの罪に問われている西村真悟議員(民主党除籍)の処遇である。3月17日の衆院本会議は自民、民主、公明各党などの賛成多数で西村議員に対する辞職勧告決議を可決した。本来なら逮捕された時点で議員を辞職すべきであったのである。永田議員の進退も一定の段階で決める必要があるのだろう。この結論が決まらないまま、だらだらと時間を費やすことは、民主等の支持率の下落に直結していくだろう。
 
 民主党の渡部恒三国対委員長は3月15日、永田寿康衆院議員について「国民の政治の信頼を取り戻すために、自ら命を捨てるという決断をしてくれれば、永田君の将来の政治家としての希望も必ず出てくる」と記者団に述べ、永田氏が自ら議員辞職すべきだとの考えを改めて強調している。しかし、当事者の永田議員は前記の通り辞職は全く考えていないと言い張っている。国会議員の地位や職責は重く、それゆえ傷つけた時はことのほか厳しい出処進退を要求される。永田議員にはそんな自覚が全くないようで、国民の批判や不信にあまりにも鈍感と言わざるを得ない。
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癒しの森951                                  2006年3月19日

        人は、人と人のつながりの中で生きていく

 ミクシイで素晴らしい人達との交流が始まったので、何とか癒しの森を書き続けて行けそうである。私が16世紀のオランダの哲学者スピノザをはっきりと意識したのは、「アインシュタインの世界」(PHP研究所発行)を読んでのことである。スピノザは神を「世界から超越して存在するものでなく、自然の一切の現象の内在的原因」であるとした。これは「神はすなわち自然」ということであり自然そのものを神の現われとみなす主張なのである。アインシュタインは、「スピノザを深く敬愛しており、このスピノザの神=自然に、自らの神を重ね合わせていた」(アインシュタインの世界P−40)という。一歩具体的にいえば、「あらゆる現象は因果律に従って起きる」と信じていたのである。分かったようで分からない記述をした。

 今日ここで書きたいのはスピノザの言葉である。ミクシイで知り合った高等遊民こと志村 正彦さんの好きな言葉は哲学者スピノザの次の言葉であるという。

「人は、人と人のつながりの中で生きていく生き物である」

 まさにこの通りであると思う。今日は「人と人のつながりの中で生きていく」という人生の根幹を再認識したい。

 ・素晴らしき 人と人との つながりで 生かされ生きて 今日の我あり





                        

 

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石田ふたみ