春が来ようとしているのに深刻なニュースが多い。この日々の映像で初めてだろうと思われる殺人事件は記述してきた。今日報道された「男性が暮らしていた段ボール箱に火炎瓶を投げ込んだ」という事件は、いささかのショックを感じた。調べによると、16歳の少年4人は昨年10月22日未明、河川敷で無職雨堤誠さん(当時60歳)が寝ていた段ボール箱に火炎瓶を投げ込み、焼死させたのだ。生活弱者に対して、哀れみの視線を送るどころか、段ボール箱に火炎瓶を投げ込んだというからショックな話である。警察は「男性が死亡する可能性があると4人が認識していたとみて、動機を追及する」という。何のための殺人か、何の意味がある殺人か、からかっての殺人か・・どちらにせよ今回の事件で4人の少年はこれからの人生が暗転するといわねばならない。
糖尿病の人で血糖値を下げる「インスリン」を一定量持っている人が多い。この「インスリン」が殺人の劇薬になるとは思わなかった。千葉県光町で農業、鈴木茂さん(54)が血糖値を下げる「インスリン」を注射されて重体になった事件が起こった。県警捜査一課に殺人未遂容疑で逮捕された中国出身の妻、詩織容疑者(33)が引き起こした事件は、さまざまな波紋を日本の社会に投げかけるようである。事件の背景などが多く報道されているが、ここでは割愛したい。要は農村部にお嫁さんが来ないので、やむを得ず中国人妻を迎えたという背景がある。この問題は、ここで何回も書いて来た。総論で恐縮であるが、新しい生活文化が一番流れないのが日本の農村のように思う。更に悲観的に言えば、社会の流れから取り残される農村が続出しているのである。4年ほど前まで交流があったある農村〈200所帯〉では、半数にお嫁さんがいない。跡取りの長男の大半は40〜50代になってしまっている。なぜこんなことになってしまうのか・・・当事者たちは第三者の意見に耳を傾ける柔軟性があるのだろうか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森947 2006年3月15日
大人の塗り絵 脳の活性化と癒やし スピーチの会で、最も印象に残っているスピーチは、和裁の先生のスピーチであった。この先生は70代なのであるが「私たちの先輩は誰一人として認知症になった人はいない」というものであった。和服を作るには採寸でかなり頭を使いながら、指先を動かして行くのである。指先を使うことはすなわち脳を使うことなのである。
高齢者の「塗り絵」が、にわかに注目を集めている。書店に特設コーナーができるなど、デパートの文具売り場で色鉛筆の売れ行きも伸びている。子供向けと違い、名画や風景など高度なものもあって奥が深いのだ。指先や視覚を使うことが脳に刺激を与えるうえ、心の癒し効果も期待でき、50−60代を中心に幅広い年代で愛好者が拡大しているという。 きこ書房の本の下絵は、ゴッホのひまわりやダビンチのモナリザなど11作品の名画がそろっている。集中力やリラックスなど脳への効果を絵で分類して人気を呼び、「2万5000部を売り上げた」という。細密な下絵に丁寧に色を重ねていく作業は、高齢者施設の利用者らのレクリエーションとしても注目され、取り入れる施設も出てきている。かなりのブームになっていくのではないだろうか。
・ストレスと 癒し効果の このぬり絵 指先使って 脳が生き生き
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