『日々の映像』

2005年08月28日(日) アスベスト災禍の広がりは深刻(10)工場近くほど死亡増加

 アスベスト災禍の広がりが深刻である。よって、これらの報道を注意深く読む必要がある。クボタの石綿被害は工場近くほど死亡者が多い報道があった。「大手機械メーカー『クボタ』の旧神崎工場(兵庫県尼崎市)周辺で石綿(アスベスト)関連がんの中皮腫が多発している問題で、奈良県立医科大の車谷典男教授(産業疫学)らが、工場周辺の中皮腫死者の発生率について人口動態統計と比較したところ、工場に近いほど高倍率で死者が出ていることが分かった」(8月28日・毎日から)という。この情報を要約すると次の通りだ。
1、日本の中皮腫死亡率は、1年間で14万人に1人。(10万人当たり0.63人)
2、クボタの工場近く500メートル以内に住む死亡者は当たり6人(9.5倍) (8月28日・毎日から)

500メートル〜1キロでは1.90人の計算に対し、4.7倍の9人が死亡していた。こうしたデータが明らかになるのは初めてで、車谷教授は「原因を工場と仮定しても矛盾しない」としている。このような被害はクボタの工場だけではないのだ。アスベスト(石綿)被害について小泉首相は「反省すべき点もある。被害が起こっているので、(政府の責任は)ないとは言えない」と述べる程度のスローな対応である。
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癒しの森749                          2005年8月28日  

        坂井輪中学校区コミュ二テイ協議会に出席

 私は新潟市南部の坂井輪地区に住んでいる。新潟市の中でこの坂井輪地区の人口は約8万人であるという。この地区の連合自治会・商工振興会などの21団体・NPO法人及びこれに準ずる団体12・連合自主防災会などの4団体の合計37団体を持って坂井輪中学校区コミュ二テイ協議会の設立総会があった。この設立総会には、篠田市長・地元市会議員3名・各団体の会長学校など公的施設校長・市の関係者などの来賓30名余りが招かれて盛大に開催された。

 この総会に先立って、どう協議会に会長・副会長・部会長の選出が行われた。部会は安全・福祉・子供・文化スポーツ・生活環境・産業部会である。私が所属していたのは(部会員15名)であった。15名の中で生涯青春の会スピーチの会)に出席したことのある民生委員協議会会長の鹿執優子さん他1名がおり、あっさりと福祉部会の部会長に選出されてしまった。この部会は高齢者福祉・児童福祉・障害者福祉の充実に関する事業を行う。高齢者福祉に関することは、生涯青春の会で具体的な活動を開始しているので、この部会長を前向きの姿勢で引き受けた。

  ・地域での あらゆる問題 取り上げる コミュ二テイの 活動始まる
     






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石田ふたみ