『日々の映像』

2005年08月27日(土) 今年も台風ラッシュか:この1週間で3つ目発生

 なぜ台風が発生するのかの説明は出来ない。毎年平均で27個の台風が発生する。この内本州に上陸するのは、過去20年の統計では2〜3個であったものが、昨年は過去最高の10個の台風が上陸した。

 関東を直撃した台風11号が太平洋上に抜けたばかりの27日、「新たにフィリピンの東の海上に台風13号が発生した。この1週間で3つ目」(8月27日・朝日から)の台風が発生している。今年は既に2つの台風が上陸したが、過去最多の「台風ラッシュ」が再び来るのだろうか。気象庁は注意を呼びかけているが、どう注意して良いのかが分からない。

 前記した13号は発達しながら北西(画面左上)に進み、31日頃に強い勢力になって、沖縄の南へと進む予報で本州には影響がないようだ。しかし、台風は毎年前記した通り27個も発生しているので安心は出来ない。「日本南岸の太平洋の水温は、昨年ほどではないが、平年より高めで、台風のエネルギーとなる暖かい海水は十分」(引用同)にあるという。気象に関しては素人であるが、この台風の発生も地球温暖化と関係しているようだ。
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癒しの森748                              2005年8月27日 

           栄長敬子ピアノリサイタル

  栄長敬子サさんの「ピアノソナタからベートーベンを聞く」のリサイタルに行ってくる。栄長敬子さんのお父様が生涯青春の会の主要なメンバーである関係で、お嬢様のことを知りサイタルに参加した。曲は作品13(悲愴)作品28(田園)、作品53、作品109であった。これだけの曲を作曲したベートーベンは正に音楽の神様としか言いようがない。また、これだけの曲を弾きこなす栄長敬子さんも素晴らしい存在である。

 癒しの森にベートーベンの語録を何回か書いた。私の知識はロマン・ロランの書いた本の範囲である。第九交響曲を発表した頃になってもベートーベンは貧困のどん底が続いていた。ベートーベンの第九、これほど全世界に毎年のように演奏され歌われる曲はないだろう。まさに歓喜の曲である。しかし、ベートーベンにとっては「悩みをつき抜けて歓喜に至れ!」だったのだ。この言葉の中に、ベートーベンの苦闘の生涯が煮つめられている。
 
 ベートーベンの音楽に接すと尊敬する人を持つ大切さをヒシヒシと感じる。ベートーベンの手記から引用して置こう。「ヘンデルとバッハとモーツアルトとハイドンの肖像を自分の部屋に置いている。それらは私の忍耐力を強めてくれる。 ベートーベン」
我々の次元でも尊敬する人を持っているかどうかは、人生を左右するほどのテーマのように思う。
                 
  ・楽聖が 残せし遺訓 ひしひしと 尊敬する人 あるやなしやで 
     

   






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石田ふたみ