『日々の映像』

2005年08月22日(月) 郵政の変:小林興起氏ら、新党「日本」旗揚げ・代表に田中知事

 この1週間で3つ目の新党が結成された。1つ目は18日に書いた綿貫氏らの「国民新党」、2つ目は 20日に書いた鈴木宗男元衆院議員が立ち上げた新党「大地」である。3番目の新党が今日発表された。郵政民営化法案に反対し、自民党を離党した小林興起前衆院議員と荒井広幸参院議員、長野県の田中康夫知事ら5人は21日、都内で記者会見し、新党「日本」を結成すると発表した。代表には田中氏が就任したが、引き続き知事職にとどまり、今回の衆院選には出馬しない意向であるという。
 自民党の公認を得られない小林興起前衆院議員と荒井広幸参院議員などが新党を結成するのは理解できるが、長野県の知事に就任したままで田中康夫氏が新党「日本」の代表になることに戸惑いと「県政はほとんどの課題で行き詰まり、知事の支持率も落ちている。やるなら知事を辞めて国政に専念すべきだ」(8月21日・共同通信)などの批判が集まっている。
 小林氏ら前議員3人は、自民党執行部が擁立した対抗馬との戦いを強いられている。田中氏を代表とする新党への参加で、「改革」のイメージを強調するとともに、無所属候補の選挙運動上の不利益を免れる狙いがあると見られている。行ってみれば今回の選挙に勝つための新党という印象が強い。 新党日本について、小泉首相は21日夜、「国民が(選挙で)判断する。(連携は)ない。郵政民営化に反対だから」と自民党本部で記者団に語っているが、3つの新党と野党の攻撃で小泉自民党の前途は厳しい。
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癒しの森742                             2005年8月22日  

            高橋尚子どん底からの脱却

 8月26日のスピーチの会で、うつ病で20年間も家に閉じこもっていた経験を持つ人がスピーチをする。どん底のような20年間のうつ病は大変なものである。どういうきっかけでうつ病から立ち直ることが出来たのか、話を聞くのが楽しみである。

 高橋尚子がどん底を見た後、夢に向かっている。シドニー五輪女子マラソン金メダリストの高橋尚子(ファイテン)が22日、東京国際女子マラソン(11月20日、朝日新聞社など主催)に出場する意向を表明した。高橋にとってマラソン出場は03年11月の同大会以来、2年ぶり。2年前は終盤の失速で、アテネ五輪代表を逃している。復帰をなぜ、東京国際女子にしたのかとの質問に関する高橋尚子のコメントがある。

 「・・・五輪を目指し走ることができなくて、自分の中で夢をあきらめかけた時、このまま終わってはいけないと思った。どん底を見た後に、もう1回夢を持つことで、必ず結果がでることを伝えたい。・・・」なんという力強いコメントだろう。「 もう1回夢を持つことで、必ず結果がでる」 と宣言している。このような生き方をしたいものである。

 高橋尚子は今年5月に10年間指導を受けた小出義雄の下を離れ、6月に専属の練習パートナー、トレーナー、調理担当者による「チームQ」を結成。同月中旬から米国コロラド州の高地ボルダーで合宿に入り、11月20日の東京国際の直前の帰国を予定している。高橋尚子のファンとしては、もう暫くマラソン界の女王として君臨してほしいものだ。
      
   ・ドン底を 見てから夢を 掲げつつ 期待が高まる 女王の復活
     

 




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石田ふたみ