『日々の映像』

2005年07月14日(木) 労働力人口、10年後は410万人減 厚労省試算

 当たり前のことを記述する。少子化が進めば労働力人口が減少するのだ。厚生労働省の研究会の報告によると「出産後の女性の職場復帰が難しい現状がこのまま続いて、国が新たな対策をとらない場合、2015年の労働力人口は現状(04年、6642万人)より約410万人減り、経済成長率も年率0.7%程度押し下げる」という。

 今まで多くの報道があったが07年に人口が減少に転じ、約700万人の団塊世代が定年を迎える今後10年の社会の変化は大きいと思う。しかし、労働力人口の410万人減少の10年以内は、大きな変化は無いのでないか。大きく変化していくのは20年以降ではないか。「2030年では、労働力人口は04年比で約1050万人の減」(7月13日21時朝日から)ここまで来ると経済の停滞がハッキリと現れてくるだろう。しかし、経済は減速するだろうがマイナス成長になるとの予測はない。朝日の報道では経済成長が0.6%余りになるという。労働人口が1050万人 も減少しても多少の経済成長があるというから楽観的に未来を捉えた方が良い。

 物事を何でも悲観的に捉える人がいる。アメリカの調査によると物事を何でも悲観的に捉える人は、そうでない人と比べて痴呆症になる確率が高いという。よって、未来のことは日本人の英知を信じてあまり悲観的になる必要は無いと思う。未来のことより今日1日を充実した日とすることにウエートを多く持った方が良いと思う。
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癒しの森704                              2005年7月14日 

          グランディーバ バレーを見に行く

 社会の出来事を題材とした日々の映像は8年6ヵ月を超えた。記述した回数は3100回を超えた。癒しの森は今日で704回目である。これだけ書いて来たのだから、社会のことがおおよそ分かるか・・と自問してみると、1ヵ月に1〜2回は社会の一部しか知らないと思うことに遭遇する。今夜は次男から切符(7500円)2枚を贈られて、妻と3人でグランディーババレーを見に行く。実はこの切符を手にするまで、男性のみのバレイ団があるとは知らなかった。

 見に行って驚いた。よく演劇は計算され尽した秒単位の演出があるというが、このバレーの随所に0.5秒以下単位の演出があると感じた。最も芸術の極致のような感銘を受けたのは、ボレロであった。円卓上に一人の男性ダンサーが女装して女性のパワーと官能性を余すところ無く踊る・・まさに肉体が表現する芸術の極致であった。この記述は15日の12時に書いている。昨日グランディーバ バレイ団のことを記述しようとしたが、記述の焦点を決めかねて書くことが出来なかった。

  ・男性が 踊るバレーに 芸術の 極致随所に グランディーバ
     




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石田ふたみ