2005年06月12日(日) |
ニートの定義で異なる数の掌握 |
ニートのことは3月23日に書いた。内閣府の「青少年の就労に関する研究会」(委員長・玄田有史東大助教授)は、学校に行かず、働かず、職業訓練にも参加しない「ニート」と呼ばれる若者が「2002年には85万人だった」とする集計を公表していた。この上の3月23日に書いたように「引きこもりが41万人」(文部省調査)もいるのである。ニート、引きこもりの人数の合計は126万人である。これらの家族の精神的な負担は大変なものである。このニート(若者無業者)・引きこもりは大きな社会問題と言えよう。 国内のニート数をめぐり、政府内で2種類の数字が混在する事態となっている。厚労省は5月末、「2003年のニート数を約64万人と上方修正した」と内閣府調査と異なる見解だ。ここで統計が異なることを問題視しているのではなく、120万人もの若者の未来を心配しているのである。ここで圧倒されるような以下のデータを再掲し記憶に留めたい。
ニートの数 85万人・・・内閣府調査 ニートの数 64万人・・・厚生労働省調査 引きこもり 41万人・・・文部省調査 政府は5月26日、「若者の人間力を高めるための国民会議」(議長・奥田碩日本経団連会長・ 6月4日読売から)を設置するなど、ニート対策に本腰を入れようとしているが、上記の問題は日本の悪しき生活文化に起因している。何をどう直していけばよいのか。「生涯青春の会」の重要なテーマにしたいと思っている 。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森671 2005年6月12日
生涯青春の会の波紋
主催者の私が言うのははばかる面もあるのだが、昨日の青春の会は大成功であった。それを裏付けるように、朝から参加した友人からの喜びの電話が多くあった。御礼の結びは決まって「次回(7月9日)は友人を誘って参加します」とのことであった。今回の75名の参加を踏まえると、来月は100名を越える参加者になる可能性がある。実を言うと6月11日は、学校の行事など公的な会合が多く、発足の集いに参加できなかった友人が20名余りいたのだ。この人達が参加すると100名をかなり超えることになる。よって分割開催の準備をする必要がある。 発足の会が終わった今日は、妻が代表をすることになった「ヘルシーライフの会」の「発芽玄米ごはん」の炊き方指導が12時と14時の2回あった。この講習をしていると、昨日の梅田千代さん(89歳)からお礼の電話があり、私も講習の仲間に入りたいとのことで、タクシーで我が家に駆けつけてくれた。あとはここで記述するまでもなく、梅田千代さん(89歳)と、今日参加の小野沢裕子さん(ラジオ・越後じまんず)・北村みゆきさん(大学の先生)・田中久美子さんの3人は、大きな談笑の花を咲かせていた。そして再会を誓っての解散となった。
・千代さんの 振る舞い言葉に 文化あり 会を支える 大きな力
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