『日々の映像』

2005年06月11日(土) 韓国「日本に不信」9割…深まる両国民の溝

 韓国国民の対日不信が深刻になっている。このことは東アジア情勢にも影響を与えかねない深刻な様相を呈していると言わなければならない。日韓国交正常化40周年を機に、読売新聞社と韓国日報社が実施した日韓共同世論調査は驚くような内容である。多少の要点を書き留めて置きたい。日本側の「親韓」感情が高まりを見せる中、韓国側では対日不信が過去最高の9割に達しているのだ。その要点を整理すると次の通りである。
                          日本        韓国                    
日韓関係について、「良い」と見る人     60%        11%
日韓関係について、「悪い」と見る人     65%        94%
日韓関係が「悪い」と答える原因(竹島問題) 65%        94%  
相手国(日本又は韓国)が信頼できる    59%         9%
相手国(日本又は韓国)が信頼できない              90% 

日本側は「信頼できる」が前回比4ポイント増の59%だったのに対し、韓国側は前回の24%から9%へと大幅に減少している。「信頼できない」が15ポイント増の90%に達していることは深刻と言わねばならない。信頼できないとする背景には、歴史問題の認識が大きく影響していると思う。
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癒しの森670                                   2005年6月11日 

       生涯青春の会発足のつどい盛大に開かれる

 「6番館で会いましょう」と掲げて生涯青春の会発足のつどいは、75名の参加を持って盛大に開かれる。当初から参加目標が60名であったので大成功であった。開催前は公的な仕事に関与しているNPO関係の友人などが、約20名余りが出席できず果たして60名以上が参加するか不安であった。それだけに75名の参加で発足のつどいを盛大に開くことが出来、ある種の満足感に浸っている。

 発足の集いの内容に付いては、追って参加者から手紙が届くと思うのでこの時に説明をしたい。ここでは素晴らしいハプニングがあったことを記述したい。 今日の参加者の中に80歳以上の方が2人おいでになるとのことで、式次第の中に急遽「最高齢者参加の紹介」というコーナを設けた。全く予定外のことがここで起ったのだ。紹介された梅田千代さん(89歳)が、紹介されるとマイクのところまで来て、5分余りの素晴らしいスピーチをしたのである。次に紹介されたのは、長岡からきた加瀬マサ子さん(80歳)もマイクの前に立ち、会場全体が驚きに包まれるほどの素晴らしいスピーチをしたのである。生涯青春の会のメイン行事は「スピーチの会」である。2人のスピーチは、この会の発展を予感させるような内容であった。

  ・ウルマンが 言うがごとくの 人生を 歩む2人は みんなの鏡
     


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記録

6月11日発足のつどいの進行と連絡事項
                 (6月10日現在)

式 次 第 (司会 大倉奈々絵さん)
1、前座            石田道子 発声の練習(青い山脈)
2、開会
3、歓迎の挨拶         春田理事長       
4、ミニコンサート       木村かおるさん 
5、健康体操          柳安子さん
                山崎和子さん
                遠藤トシエさん
                荒木恵子さん
6 最高齢者参加の紹介     三宅事務局長
5、生涯青春の会について    石田理事
6、祝辞            上木優子さん
7、フィナーレ         全員で青い山脈の合唱
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 青 い 山 脈
1 若くあかるい 歌声に     2 古い上衣よ さようなら
雪崩は消える 花も咲く      さみしい夢よ さようなら
青い山脈 雪割桜         青い山脈 バラ色雲へ
空のはて             あこがれの
今日もわれらの 夢を呼ぶ     旅の乙女に 鳥も啼く
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癒しの森659                      2005年5月31日

        「80代壮健の会」改め「生涯青春の会」

 今日は2箇所で複数の40代の夫人と「80代壮健の会」の名前について意見交換を行なう。結論として会の名前を「80代壮健の会」から「生涯青春の会」に変更することにした。そして会の複名を「ボケ老人にならない会」にする。青春とはサルエル・ウルマンが言うように心の様相なのだ。サルエル・ウルマンの詩の一部を引用する。この詩を「生涯青春の会」の暗誦詩にしたい。

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうのだ
逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
・・・・
こういう様相を青春というのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
・・・・
人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー       連絡事項

1、次回の会合は7月9日
会報1号で6月25日に会合を開くとしてありましたが、準備の都合で中止させて頂き第1回の「スピーチの会」は、7月9日の1時30分から本会場で開きます。当日参加される方は、名前と電話番号を記入してお帰りください。
後日の参加申し込みでも結構です。申し込みはFAX(025−269−5246)又はE−mail( daily_vision@yahoo.co.jp)でお願いします。参加者が多い場合は次のように分割開催となります。
 ・1回目 13時30分〜15時
 ・2回目 15時30分〜17時
7月9日の準備会を次の通り開きます。
 6月22日(水) 13時30分〜 15時30分 会場 支援センター
 6月29日(水) 13時30分〜 15時30分 会場 支援センター
7月6日 (水) 13時30分〜 15時30分  会場 支援センター
  青春の会についてもっと詳しく話を聞きたい、意見を言いたい、6月11日は都合で出席できなかったが、会の関係者と懇談したい・・という方はどうぞお越しください。

2、6月18日 (土) 健康セミナーと試食の集い
随時開催しています。当面は発芽玄米ごはんの炊き方の指導が中心です。参加を希望する人は石田道子(090-9630-5245)に連絡してください。

3、仮称「おはようグループ」
 仮称「おはようグループ」を作りたいとの提案があります。50歳以上の独身者で、お互いの健康を電話で確認しあったり、独身者をホローする体制が出来ないものか。また何が出来るのか。しばらくの間月1回石田宅で昼食(会費500円)を共にしながら意見交換会を開きます。参加を希望する方は石田道子(090-9630-5245)まで連絡ください。7月の開催日は21日(水)12時です。
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受付・会場整理案内・設営・接待(6月11日)

受付
1、参加者の内容
(1)日報を見て参加する人          会報1・2を渡す  
(2) 4部の案内書を受け取り参加する人・・・・会報1・2を渡す
(3) 会報1号だけ受け取って参加する人    会報2号を渡す
2、 当日全員に渡す資料 当日の進行表(連絡事項を含む)
3、参加者からうけとるもの 
 イ、参加費(会費)500円・・・ 協会関係者・出演者はナシ
 ロ、入会申込者書・・・・・・ 見学で参加する人は参加費のみで良い。
    
会場整理案内
1、 高齢者は特別席に案内する。
2、 前列から座るよう誘導する。

設営
1、高齢者は特別席を10席最前列中央に準備する。
2、 出演者の席を指定する。
3、祝辞    上木優子 
4、コンサート 木村かおる
5、お花の用意 清水佳代 
6、体操  柳安子さん・山崎和子さん・ 遠藤トシエさん・荒木恵子さん
7、場内整理  石田道子 
8、接待    水野千代子・波多澄子・石田百合子
9、設営    石田健・高橋敏男
10、受付    権平文子・伊藤志保・  
11、協会側   春田理事長・ 三宅事務局長・石田理事・石田道子
               ここまで20名
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                                 2005年6月11日
       
     生涯青春の会発足の集いのスピーチの骨子
                             
                             石田双三
 
 本日はお休みのところ、わざわざ生涯青春の会の集いにご参加頂きまして厚くお礼申し上げます。発足の集いに当たり、会の発起人として所感を述べさせていただきます。

 最初に会の名称についてお断りいたします。この会のスタート準備時の名称は「80代壮健の会」でありました。80代に自立した生活をするには、若い時代の生き方そのものをチェックして、改めるべきは改めなければならないという趣旨でありました。しかし、80代壮健の会というと80代の人が集まる会であるというように受け止める人が多いのであります。よって、会の名称を生涯青春の会とさせていただきました。生涯青春などはあり得ないと受け止める方もあるかと思います。このことについては、今日のご案内に癒しの森を引用して生涯青春の概念を表示させていただきました。青春とはサルエル・ウルマンが言うように心の様相を言うのであります。心が青春であれば80代は壮健に過ごせるのではないかと思います。

 次に言葉の使い方についてお断りします。現在は痴呆症・ボケ老人のことを認知症と呼ぶことになっています。私の話の中では分かりやするために認知症を痴呆症・ボケ老人と発言させていただきますのでよろしくお願い致します。あるいはこれらの社会問題について、適切でない激しい表現を使うかもしれませんが、ボケ老人を出さない運動に対する熱情を持ってのことと、ご理解を頂きたくよろしくお願いいたします。

 最初にお話ししたいことは、このような会を作ろうとした動機であります。会報1号の事務局長の挨拶にありますとおり、日本では150万人の痴呆老人がいるのです。10年後には何と250万人に達するのであります。この増える100万人をどこで収容すればよいのでしょう。1年で10万人も増加する認知症(痴呆症)のお年寄りを収容するだけの病院・老人ホームはないのであります。3月末の報道によれば厚生労働省は、お年寄りが共同で暮らすグループホームに入居させようとの方針を立てています。著しい徘徊や混乱症状がある人でも介護保険の規定を改め、グループホームの利用を認めようとしています。それほど収容する場所がないのです。この現実が「呆け老人になるな!」をキャッチフレーズにする生涯青春の会を立ち上げようとした動機であります。

 第2の動機はボケ老人を抱える家族の厳しい精神的な負担であります。ボケ老人になるということは、表現はいろいろあろうと思いますが、人間でなくなることを意味します。詳しくは省略しますが、ボケ老人なることは、家族に深刻な負担をかけるのであります。家族がお手上げであれば後は公的な施設に入る。ここであらゆる迷惑と負担をかけて死んで行く、これほど哀れな晩年はないと思います。人生は晩年の5〜10年が最も大切といわれています。この晩年・最終章を「ボケ老人に成らないにしよう」とするのが、会の骨格となる目的であります。

 第3の動機はボケ老人が出た時の家計の経済的な負担であります。厚生年金の平均的な受給額は170000円であります。夫婦の一方が痴呆になって施設に入ると、現在の負担額は80000円前後が、まもなく改正されて、120000円余りの負担になるのです。170000円の年金で、120000円の負担が出ると残り50000円ですから、家計は完全に破産するのです。平穏な老夫婦の家庭が一遍に生活弱者になってしまいます。それゆえ「痴呆老人なるな!」と声を大にして叫びたいのであります。

 次に第4の動機として、ボケ老人は生活習慣病によるものであるという現実であります。会報1号で専門家の指摘を引用しました。結論として、これら老人性痴呆は、脳を使わないという生活習慣病なのであります。平たく言えば感性の乏しい生き方をしている人は、ほぼ100%ボケ老人になってしまうのです。サルエル・ウルマンが言うように何かに燃える情熱を持っていれば、ボケ老人などは無縁なのであります、この会で呆け老人にならない生活習慣を啓蒙して行きます。ボケ老人にならないテーマと習慣を付ければ、痴呆にならないのであります。

 次に80代壮健の会の活動の骨子であります。様々な活動を考えていますが、活動の中心は「スピーチの会」であります。1人3分〜5分のスピーチの会を開きます。スピーチの題材は、しばらくの間は、会報に掲載されている短文エッセイを活用していきます。この題材に基づいて、感想と意見などを自由に話していただきます。たとえば、今日お集まりのご婦人の一人が「よし、毎月会合に会わせて美容院に行き、お気に入りの洋服を着て3分のスピーチをしよう」と決心したとします。この瞬間から「何を話すか」と頭の回転が全く変わってくるのであります。月1回必ずスピーチをするという習慣を付ければ、痴呆症になる危険はゼロになると確信しております。
最初からスピーチとなると負担に感じる人がいるかも知れません。その場合は参考になった場所を拝読していただくだけで結構です。それでも人前で朗読することは、血流まで変わってくるという絶大な効果があるのです。
スピーチの会は、私が講演をするとか、どこから講師を招いて講演をする計画は全くありません。前段に説明しましたように、参加者が主役となっていく会合であります。1回の会合は20〜30名と考えております。参加者が多い場合は会合を分割していく流れになります。(その他の活動については3号で報告させていただきます)

 次に会報について報告します。会報は1年間通し番号になります。1回の発行は10ページとして、1年で120ページ1冊の会報にまとめる予定であります。皆さんのところに、1号と2号が届いておりますが、この編集方針を説明致します。

1号は80代を元気に過ごすための認識論という位置づけであります。
2号は健康にとって絶対に必要な運動であります。
3号は2号で予告してありますが、食の問題を取り上げています。
4号は人生にとって最も難しいコミュニケーションの特集号としてあります
5号は病気に関する情報を特集します。
6号は会員の意見も伺ってその他のテーマーとする予定であります。
7号から1号のテーマに戻ることにしてあります。

 そして順次運動・食・コミュニケーションと反復して行きます。
ここに引用する私の短文エッセイは、1ヵ年で約120篇余りになります。この引用は、スピーチの題材を提供することを目的としています。私のエッセイと異なる意見があっても一向に差し支えないのであります。この会の価値を求める基準は、どれだけ多くの人が意見を発表するかにあります。
 
最後にサルエル・ウルマンの詩を朗読して終わりたいと思います。

「青春とは人生の或る期間を言うのではなく心の様相をいうだ
逞ましき意思、優れた創造力、炎ゆる情熱
・・・・
こういう様相を青春というのだ。
年を重ねただけで人は老いない。
理想を失う時に初めて老いがくる。
・・・・
人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる。
人は自信と共に若く、恐怖と共に老ゆる。
希望ある限り若く、失望と共に老い朽ちる。」   

  





 



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