2005年06月09日(木) |
55歳前後のボケ老人が登場するか |
今月が3日「自殺者7年連続で3万人超す」から6月8日の「日本語の語彙力私大生19%中学生」と困ったテーマを書き続けている。これが社会の現実であれば、眼を背けるわけにはいかない。今日のテーマは不登校と引きこもり関係である。
厚労省の平成14年の調査では、引きこもりの平均年齢は26・7歳で、6割以上が不登校を経験しているのである。よって、高校生の不登校がそのまま引きこもりにつながる割合がかなり高いのである。引きこもりは人とのコミュケーション築けない典型だと思う。不登校は就職の失敗が引き金になることが多いという。「引きこもり」や「ニート」が社会問題となるなか、文部科学省は公立高校に通う全国の高校生を対象にした不登校の実態調査を実施することを決めた。これだけ問題になっているのに、高校生の全国調査は初めてというから驚きだ。
ともかく「ニート」や「引きこもり」の問題は深刻である。この数はニート85万人(内閣府調査)引きこもり41万人(文部省調査)というから大変なものだ。6月11日に発足する「生涯青春の会」に関連して、あるNPOの理事長から怒りがこもった厳しい話を聞いた。「主体的な行動なしで、ただ真面目に定年まで勤めた人の中で、65歳前後でボケ老人になる人がいる。いまぶらぶらしている若者は何歳になるとおかしくなるのか!・・55歳のボケ老人が登場するのか!」との激しい言葉であった。何もしないでぶらぶらしている・・脳を使わないのである。してみれば、同理事長か指摘するように50代で認知症になる人が出るのかもしれない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森668 2005年6月9日
<サッカーW杯>日本、2−0で北朝鮮降す
昨日から今日にかけてのテレビはまさにサッカーの06年ワールドカップ特集である。よって、私がここで書きとめることもないのだが、記念すべき出来事であるので少しだけ書き留めておきたい。アジア最終予選B組第5戦で、北朝鮮を2―0で降し、勝ち点3を加えて通算4勝1敗、勝ち点12でB組2位以内が決定、W杯出場権を獲得した。劇的なゴールを書き留めたい。
1、柳沢敦(メッシーナ)が後半28分に先制ゴール、 2、大黒将志(ガンバ大阪)が試合終了間際に貴重な追加点を挙る。 ジーコ監督の喜びのコメントを引用しよう「この日が来ることを疑ってなかった。ここ一番の強さを見せた。緊張もある程度あったが、先手を取って攻める気持ちがうせなかった。イランに負けた時はいろいろ言われたが、落ち着き払っていた。今度はイランをたたき1位通過に気持ちが入れ替わった。みんなで勝ち取った勝利だ」
今日選手たちが帰国した。皆の顔が輝いていた。リーダー宮本恒靖主将のコメントを引用したい。「ここ一番で精神面の強さが出るのが、このチームの特長。さらに成長していきたい。(敗れたイラン戦は)負けることに慣れていないチームだったので、難しい局面だったけど、そこからみんなでがんばることができた」目はドイツを見据えている。
・生まれつき トップの才気 宮本の チームの束ね 巌と輝く
|