『日々の映像』

2005年06月05日(日) 増える医療訴訟、昨年は1千件超す 

 医療を考える大前提は病気になりにくい生活習慣を付けることであると思う。不幸にして、ガンなどを発病したら専門病院を探す必要がある。専門病院でも治療力に大きな差があるのだ「『全国がん(成人病)センター協議会』(30病院)の加盟病院の中で胃がん、肺がん、乳がんについて治療から5年後の生存率を比べたところ、最大13〜20ポイントの差があることが、厚生労働省研究班の調査でわかった」(6月3日・朝日から)という。個々の病院名は明らかにしていないが、今後も継続的に調査する予定で、データの精度があがれば公表も考えるという。

 治療ミスがあとを絶たない。「全国の地裁に昨年起こされた医療訴訟が初めて1000件を超えたことが、最高裁のまとめでわかった」(引用同)という。訴訟件数はここ10年で2.3倍にも増えている。昨年の提訴は1107件。04年末現在審理中の事件は2138件にもなっている。全国で2138件の医療事故の裁判が続いているのだ。医療事故とは平たく言えば「病院で殺されたかそれに順ずる被害にあっている事件」なのである。原告側の請求が一部でも認められたのは4割余りなのだ。 ともかく、生活習慣病といわれる病気にならないことである。
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癒しの森664                                2005年6月5日 
  
        家森幸男先生の健康関連の書籍
  
 健康を考える人は、予防国際共同研究センター長である家森幸男先生の書籍を読むことを薦めたい。家森幸男先生はカスピ海ヨーグルトを日本に伝えたことで有名だ。カスピ海ヨーグルトが腸内細菌のバランスを保ち免疫機能を改善するのである。自家製のカスピ海ヨーグルトを作ることは実に容易であるので、かなりの友人・知人に種菌を分けてやった。家森幸男先生の書籍は10冊ほどあるが、ここでは4冊紹介させていただく。

「長寿の秘訣は食にあり」(98年 マキノ出版)
「カスピ海ヨーグルトの真実」(02年法研)
「ついに突き止めた究極の長寿食」(03年 洋泉社)
「やっぱりすごい!カスピ海ヨーグルトの健康力」(04年 法研)
 
 家森幸男先生は20年余り前に渡って世界25ヵ国60地域の循環器疾患と栄養の国際共同研究に携わってきた人である。そのエッセンスが上記の本の中に納められているので読む価値は十分にあると思う。家森幸男先生のコメントを引用したい。「21世紀は世界がますます都市化し高齢化も進み生活習慣病の問題は緊急課題となっています。みなさまの健康長寿を達成し、WHOの究極の目標「Health for all すべての人に健康を」の実現を願ってやみません」
 
     ・健康と 食の関係 明白で 学ぶ姿勢が 長寿の秘訣 
     

  
   

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石田ふたみ