『日々の映像』

2005年06月04日(土) 5人に1人は65歳以上、ますます高齢化

 個人も企業も高齢化社会(少子化社会)に備える必要がある。政府は高齢社会対策基本法に基づき、平成8年から高齢社会白書をまとめている。保育所を増やしたり、子育てのために会社を休める制度を作るなどしているが小手先のみの政策で少子化を食い止めることが出来ていない。なぜ生まれる子どもの数が減るのか、それは、教育など子育てに費用がかかり過ぎることが最大のガンなのである。教育の社会システムの根幹を変えないと高齢化社会(少子化社会)を食い止めることが出来ないと思う。

 政府は3日、2005年版「高齢社会白書」を発表した。65歳以上の高齢者人口は2004年10月1日現在、2488万人で、総人口に占める比率(高齢化率)は19.5%となり、ともに過去最高を更新した。 高齢化率は2015年に26.0%、2040年には33.2%に達すると見込まれている。ともかく、2040年には国民の約3人に1人が高齢者になるというから大変なものだ。これらの影響で年金は、今と同じ額をもらうのは難しくなるのが必然である。65歳以上を高齢者と呼ぶかどうかも、論議があっても良いと思う。一般に65才から74歳までを前期高齢者、75歳から後期高齢者と呼んでいる。後期高齢者の最大のテーマは認知症(痴呆症)に成らないことである。痴呆症のまま10年〜15年生存することは、家族のみでなく、社会(若い世代)に計り知れない負担をかけることになる。
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癒しの森663                              2005年6月4日

         生涯青春の会大きく報道される

 5月25日新潟日報から8取材の申し込みを受けたことを書いた。今日の新潟日報の夕刊の「ときめきトーク」で大きく報道された。タイトルは「『話す』で認知症予防」であった。報道の要点ここで引用したい。
 
「元気な老後を目指す有志の会「生涯青春の会」を仲間と11日に発足させる。『認知症は脳を使わない生活から起る生活習慣病』という視点に立ち、『脳を使って認知症を予防し、元気で自立した高齢者になろう』と呼びかける。・・『青春の会』発足のきっかけは、認知症について学ぶ中で『会話のない独り暮らし、特別な趣味がない、というケースが多いと感じた』からだ。『人ごとではない。運動不足で体が衰えるように、脳も使わなければ衰え、認知症につながる』とみて一念発起、その予防に立ち上がった。『脳を使う』というと難しく考えてしまいがちだが、同会が行なうのは『3〜5分間スピーチ』石田さんのエッセイを読み、感想や意見を人前で話す。『人に何かを伝えるときは言いたいことを整理し、起承転結を考える。その作業で脳が鍛えられる』と確信する。会は年齢不問。20代30代も歓迎する。『若いうちから認知症の予防に関心を持ってほしい」と、幅拾い世代との出会いを期待している。・・・」

   ・使わねば 脳の細胞 衰える 認知症には 絶対なるな
     











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石田ふたみ