2005年06月01日(水) |
トヨタ家庭用ロボットも販売へ |
米国の自動車産業にとって、トヨタほど脅威に感じる企業はないと思う。トヨタは「04年にメキシコを含めた北米で前年比22万台増の229万台を販売し、今後も毎年10万台ほどのペースで増える見通し」(5月30日・朝日から)なのだ。トヨタ自動車は30日、北米で7番目となる新工場をカナダ南東部のオンタリオ州に建設する方針を固めたという。さらに、販売増への対応と日米自動車摩擦を未然に防ぐため、8番目の新工場を米国内に建設する。トヨタが何処まで発展するのか計り知れない。 トヨタ自動車は2010年をめどに、人間と共に暮らし、接客や育児、介護を手伝う次世代ロボットを家庭などに向けて売り出すという。少子高齢化による労働力不足を背景に、需要拡大が見込まれると判断しているのだ。たとえ、相手がロボットであっても、会話が出来るロボットが10万円台で販売されればかなりの需要があると思う。トヨタは販売力と技術力を生かし、自動車、住宅に並ぶ主力事業に育てる計画なのだ。まず、全国5000店の系列販売店向けに、客と会話をしながら飲み物でもてなしたり、客の好みを聞き出したりする接客ロボットを商品化するのである。さらに、前段に書いた家庭の中で一緒に暮らし、生活を支援するロボットの開発も進める計画なのだ。多分、ロボットに会わせて家の中をフラットに改修する必要があるのだろう。このことで、いろんな見方・捉え方があるように思う。家の中の主役が人間からロボットに移りゃしないか。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森660 2005年6月1日 意識不明「死」からの生還 ここのところ6月11日の壮健の会集いに関連して多忙が続いている。5月25日新潟日報の取材を受けたが、その夜は高校時代の母校の校舎改築募金ボランティア会議に出席する。この時久しぶりに高校時代の元生徒会長他一人と懇談する。一人はある連合会の参与をしており、かなり多忙な日々を送っている。宴席が多くお酒が切れない生活をしている彼は、夜お風呂に入らせてもらえないという。理由は同氏の父親がお風呂で死んだことが理由なのである。
日本では年間1万人余りがお風呂で死亡しているが、今年はお風呂での死亡が多いようだ。今日は5月8日の「〇〇ちゃんの世界」と題して書いた従兄弟朝江ちゃんの同級生6人と夕食を共にする。その中の一人がついこの前、夫がお風呂で意識を失って(この時の血圧60−40)浮いていた体験を聞いた。必至の対応は感動的な内容であった。救急隊の電話でのアドバイスは、「呼び続けること」であったのだ。妻と娘はあらん限りの声で刺激を与えながら「お父さん」と呼び続け、父は20分余りで蘇生したのである。意識が回復してから2〜3分後に救急車が到着したとのこと。最大のポイントは意識がなくとも、妻と娘の必死の声を生死の淵で聞いていたことである。
20分 あらん限りの 呼びかけに 生死の淵から 奇跡の生還
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