2005年05月15日(日) |
第3のビール1人勝ち、前年同月比55%増 |
日常的にお酒を飲まない私は酒に関する情報はうとい。よって、麦芽の代わりに大豆、小麦などを使う第3のビールのことは余り関心が無かった。第3のビールは酒税法上その他の雑酒に分類されるビール風飲料。「350ミリリットル入り缶の店頭での実勢価格(ばら売り、税込み)は、税率の違いで、ビールが210円程度、発泡酒が150円程度、第3のビールが130円程度となっている」(スポニチから)第3のビール税率の違いから、発泡酒の150円より20円安くこれが急成長している背景なのだ。 新しいビール風飲み物で各社の呼び名も以下の通りことなる。 ・ 03年9月 サッポロビール 「ドラフトワン」を発売 ・ 04年6月 サントリー 「スーパーブルー」を発売 ・ 05年4月 キリンビール 「のどごし(生)」を発売 ・ 05年4月 アサヒビール 「新生」を発売
大手4社すべて第3のビール市場に参入した4月に、ビール・発泡酒も含めたビール関連飲料全体の2割に達したという。昨年の4月5%であったシェアが今年4月で20%を超えるのだからこの業界にとっては大変な変化と言える。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森642 2005年5月15日 百歳現役スキーヤー三浦敬三さんの食卓
80代壮健の会を主催する私にとっては、三浦敬三さんのように百歳になって活躍している人に強い関心を持つ。雑誌で「百歳現役スキーヤー三浦敬三さんの食卓」と題する手記が掲載されたコピーを知人から戴いた。ここで手記の一部を引用したい。
「朝5時30分に起床し、目覚めのウォーミングアップのあと1時間ほどかけて近所をウォーキング。私の1日はこうして始まります。・・・私が心がけているものが、自分で作る毎日の食事です。といっても、特殊な健康食品やこったものは何もなく、いってみれば「粗食」。身近な食材から「よい」といわれるものを選び、工夫しながら、長年、自分で作り続けてきたものばかりです」 一番驚くのは、百歳を超えた三浦敬三さんが自炊をしていることである。主食は発芽玄米で選択した理由を次のように説明していた。 「私のご飯はすべて発芽玄米、しかも発芽器を使って玄米を自分で発芽させます。玄米自体は20歳代から食べてきましたが、発芽玄米に変えたのはここ数年前からのこと。玄米の栄養価を調べていたら、発芽玄米のほうがさらに栄養バランスが取れていることが分かったのです。玄米に含まれているビタミンB₁Eだけでなく、発芽させるとミネラル分が体内により吸収しやすくなり、高血圧や高血糖に効き、脳への血流をよくする働きを持つギャバという栄養素がとても増えるということなので、これは食べてみる価値があると思って始めました」とあった。この文章を読んで感じたことは、三浦敬三さんの頭脳が実に柔軟であることであった。(尊敬を込めてメモ欄に三浦敬三さんのプロフィールを掲載した)
・百歳で 考え方も 柔軟で 健康記録を 何処まで伸ばす
三浦敬三(みうらけいぞう)のプロフィール 明治37年(1904)2月15日青森市生まれ。北海道大学卒。日本スキー界の草分けの一人。特に八甲田山の山スキーの開拓者として知られる。60歳の還暦に初めてヨーロッパで滑って以来、70歳(古希)でヒマラヤのシャングリ氷河、77歳(喜寿)キリマンジャロ、80歳(傘寿)オート・ルート前半、88歳(米寿)オート・ルート後半、90歳(卒寿)ヴァレーブランシュ、2003年2月99歳(白寿)に再びヴァレーブランシュに挑んだ。 著書:「雪とともに」(山と渓谷社)、「98歳元気の秘密」(祥伝社)、「99歳、モンブラン大滑降に挑む」(草思社)、写 真集に「遥かなる山を訪ねて」(千早書房)など多数ある。
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