米国と北朝鮮の関係は日を追って悪化していくのではないだろうか。 4月30日の癒しの森に書いたが、北朝鮮のブッシュ米大統領批判の言葉は異常である。北朝鮮は「ブッシュは人間のクズである、ならず者、牧童にすぎない」と批判しているが何の益もない。最後は人が政治決断をするのである。キリスト的な世界観に武装したブッシュ大統領が北朝鮮に何もしないで任期を終了するとは思われない。
これらを匂わせるような報道がある。米NBCテレビは5月6日、「北朝鮮が準備していると伝えられる核実験を阻止するため、米軍が実験場など核施設への『先制空爆』を行う緊急作戦計画を既に立案している」と報じている。何処まで、北朝鮮の挑発が続くのだろう。インタファクス通信によると、「北朝鮮訪問を終えたロシア下院代表団のコサチョフ外交委員長は5月7日、モスクワで『北朝鮮は核問題を話し合う6カ国協議に復帰するつもりはないと述べた』と語っている」(6月7日毎日から)という。北朝鮮は米国が「圧制国家」、金正日総書記を「専制君主」と呼ぶ姿勢が変わらない限り、6カ国協議に再び参加する可能性はないといっているのだ。 米国は、北朝鮮の姿勢がこのようであるからじりじりと圧力をかけることになるだろう。日米は合同で「麻薬密売ルートの摘発強化に乗り出す方針を固めた」という。北朝鮮の麻薬密売について、米国務省が今年3月に出した報告書は「外貨稼ぎのために国策として行っている疑いが濃厚だ」と指摘しその対策を取ろうとしている。くすぶり続ける煙が燃え上がる危険十分にあると思う。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森635 2005年5 月8日
〇〇ちゃんの世界
久しぶりに従兄弟2人(私の母の兄と姉の子供)と懇談した。従兄弟の、朝江ちゃん(69歳)と秋ちゃん(68歳)の二人であった。対話の中に登場する名前は大ちゃん(69歳・私の兄で大三)あっちゃん(68歳・私の姉で厚子)フ〜ちゃん(私双三のこと)などなどである。考えてみると約60年前に使っていた呼び名である。そのような呼び名で会話していてもなんら不自然でないのだ。家に帰ってふと思った。まさに〇〇ちゃんの世界である。
月に1〜2回は、孫たち3組6人(一人は私の姉で厚子の孫)が我が家に集まって遊び戯れる。この6人は60年後に今のわれわれと同じく〇〇ちゃんと呼んでいることだろう。
・過ぎ去りし 幼き時の ちゃん呼びが 今でも続く 従兄弟の絆
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