『日々の映像』

2005年05月04日(水) JR西日本脱線大惨事:マンションの住民は

 ともかく一瞬のうちに108人の命が失われたのである。108人の悲しみのドラマが繰り広げられた。尼崎脱線事故の現場近くに設けられた献花台には、昼夜を問わず花を手向け、祈る姿が続いている。「20分以上もうずくまったままの女性、天に向かって「お母さん」と呼びかける男性。ただ無心に手を合わせる幼子……」このような報道は胸に迫るものがある。

 快速電車が突っ込んだマンション住民も驚きは大変なものである。マンション「エフュージョン尼崎」(9階建て:47世帯)の住民の多くが別の住宅に移ることを希望しているという。JR西日本は、賃貸住宅をあっせん、当面の家賃を全額補助し、引っ越し費用も負担することを決めている。 自分で賃貸住宅に移り住む住民には、最大15万円まで家賃を支払う方針を伝えているという。JR西日本にとっては経済的にも空前の負担が待ち受けている。普通の会社であったらこれだけの事故で倒産に追い込まれる。

 マンションは分譲で、JRは事故が起きた4月25日、住民に避難を要請。ほぼ全世帯が実家やJRが用意したホテルに移っているという。車両の撤去作業が進み、29日に避難要請は解除されたが、戻ったのは数世帯だけで、多くの住民は「あれだけの人が亡くなった上で暮らせない」(5月2日・共同通信)という声か多いのだ。
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癒しの森631                                2005年5月4日   

           「ゴン」中山通算150ゴール

 実力と人気でサッカー界を引っ張ってきた。通称「ゴン」中山が通算150ゴールを達成した。ここ2年はけがにも苦しんだが「それも含めて今がある。次は151ゴールを目指す」(5月2日・スポニチ)と衰えることない得点への意欲を口にしている。

 中山選手は赫々たる戦歴を残している。98年前期に1試合最多得点タイ記録となる5ゴールを決めるなど、4試合連続でハットトリック(1試合3得点以上)を達成し、世界サッカー史上初の記録として99年ギネスブックにも記載されている。日本代表では国際AマッチにW杯の98年フランス、02年日韓大会など53試合に出場し、歴代6位の通算21点をマークしている。その「ゴン」中山も37歳になり引退が目前に迫っているかもしれない。98年は年間最優秀選手賞を獲得しるなど、日本サッカー界で一時代を飾った人である。

  明るくも ゴン中山が 記録積む 歴代2位の 150ゴール
     



 






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石田ふたみ