2005年05月03日(火) |
JR西日本脱線大惨事:熾烈な戦いが事故の背景に |
5月1日に事故の背景を一つ書いた。今日は4月28日朝日放送の報道を参考に事故の背景を記述したい。JR西日本は、これまで、京阪神の他の私鉄と乗客を奪い合う、し烈な戦いを続けてきたという。今回、事故が起こった大阪〜宝塚間は、かつては阪急電鉄が圧勝していた区間で、ここにJRが阪急に挑んだ背景がある。「それが大惨事に至った背景」(4月28日・朝日放送から)としている。 JRはダイヤ改正のたびにスピードアップを計る。大阪〜宝塚間の時間は以下の通りでその差唖然とする。 2002年 現在 料金 JR 24分 22分 320円 阪急 28分 30分 270円
同じ距離の区間で阪急が30分、JRが22分なのである。JRが如何にスピードを追求していたかがこの数字でよく理解できる。JR西日本労働組合の田村豊委員長は「『他の私鉄よりも1秒でも速く』という『上意下達』の企業風土がありますので、運行優先になってしまっているという現実はあると思う」と証言している。
JRとは対照的に阪急電鉄は、近年、「これ以上のスピード競争はやるべきではない」と判断し、宝塚線から特急列車を廃止し、その代わりに急行の便数を増やすことで、乗客のニーズに応えようとしてきた。 同じ区間で8分の差は大きく、これが大事故を発生させた決定的な背景と言わねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森630 2005年5月3日
バナナの薬効
4月16日に「世界に誇れる健康食品」と題して日本の納豆を記述した。我が家で食べている納豆は実に安い。豊栄市の広川食品の納豆で95グラムパック3個100円と安い。安いが普通の納豆となんら変わりはない。この納豆は遺伝子組み換え大豆は使用していないと表示されている。妻が1ヵ月いなかった時の私の食事は、発芽玄米ごはん150グラム・納豆50グラム・ジャガイモとワカメのお汁が基本だった。 今日はバナナの薬効について少々書きたい。バナナと納豆の共通点は値段が安くいつで手に入れることが出来ることだろう。「バナナ」はコンゴ(アフリカ)の呼び名とのこと。この名前が定着するまでのヨーロッパでは「楽園のリンゴ」とか「アダムのイチジク」と呼ばれていたという。
の薬効の特徴は免疫力を高める白血球やマクロファージーなどを増加させる効果がある。帝京大学薬学部医療生命科学教室は、3月29日に日本薬学会年会でバナナの熟度と免疫効果の差を発表している。バナナの熟度というと難しく感じられるが、要は黒い斑点(はんてん)が出始めたころに免疫作用が強くなるのである。バナナの薬効を紹介しているサイトでは「ガンを予防するとも報道がされたこともあった。(バナナを食べると)免疫力が8倍アップし、抗がん効果はインターフェロンに匹敵するとか」等と紹介している。
・健康を 支える食品 多々ありき 納豆バナナと 手軽で安い
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