2005年05月02日(月) |
JR西日本脱線大惨事:これからも起こるだろう |
JR西日本脱線大惨事の記事をくまなく読んでいると、これからもこのような大惨事が起こるような気がしてならない。その第一はJR西日本から受ける印象である大事故を起こした高見隆二郎運転士(23)(死亡)が所属していた同社大阪支社の支社長が、「今年度の運営方針のトップとして『稼ぐ』を掲げた文書を全支社員に配布していた」という。運営方針のトップが「稼ぐ」では企業理念が何もないただの利益追求集団の印象を受ける。先月初め、「支社長方針」が約5000人の支社員に配布されたが、5つの課題のうち1番目は「稼ぐ」で、「安全輸送」は2番目だったというからお粗末の限りだ。この利益優先の運行管理体制が事故を誘発させているのだろう。
JR西日本で昨年度、社員の人為ミスによる重大事故と分類している「責任事故」が69件発生し、前年度より倍増してという。同社は人為ミスが原因の事故を次のように分類している。
1、人身事故や人命にかかわる恐れのある脱線、信号無視、飲酒勤務など最も重い「責任事故」 2、停車駅通過や10分以上のダイヤの遅れなど「反省事故1」 3、オーバーランや単純な計器類の操作ミスなど「反省事故2」――に3分類し、社員の処分対象としている。
事故は総て運転手が悪いとの前提に立っているから「責任事故」「反省事故1」「反省事故2」などという言葉を使うのだろう。JR西日本に事故は会社の責任という思想がないのだろう。故に脱線・追突などの大惨事はこれからも起こると言わねばならない。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森629 2005年5月2日
妻の1ヵ月ぶりの退院
4月7日に記述したが妻は、4月1日に3回目の入院をした。予定していた手術がほぼ成功して今日退院となった。これからは週2回の通院となり、経過を見ながら4回目の手術をする予定である。 4月7日にも書いたが人生の展開は不思議なものであるとしみじみ感じている。今は新聞・雑誌はほとんど購入しないで、インターネット情報を自在に利用して日々の映像と癒しの森を記述している。これは妻の病気で人生の展開が始まった。妻が健在であればおそらくインターネット情報を自在に利用することはなかったように思う。妻の病気が動機で私の人生が開けたような気がする。私の年代であると、パソコン・インターネットを活用しない人がかなりいる。インターネットを活用する、しないで、知識の幅は大きい。
・突然の 病気が動機で 開かれし 癒しの森が ネットで流れん
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