『日々の映像』

2005年05月01日(日) JR西日本脱線大惨事:事故の背景

 JR西日本脱線大惨事に関するおびただしい報道が続いている。一連の記事を読んでいると、事故の決定的な背景が厳然とあるような気がしてならない。今回の事故でJR車掌・運転手のプレッシャーは今までに増して強くなったことであろう。事例を引用したい。30歳代のJR西日本の車掌は献花後、せきを切ったように涙を流したという。「われわれの最大の“商品”は安全。でも、運転士が悪いとか車掌がうそをついたという方向だけに向かうのはおかしい。会社全体の問題のはず」(5月2日毎日新聞から)確かにこの車掌さんの指摘通りだと思う。
 
 今回の事故はJR西日本という会社が起こしたものだ。そう言い得る事例を取り上げよう。「JR福知山線で、2003年12月のダイヤ改正でJR西日本が宝塚−尼崎間の上り快速の停車駅を1つ増やしたにもかかわらず、大半の電車が宝塚の発車時刻と尼崎の到着時刻を以前のまま変えなかったことが1日、分かった」(5月1日・共同通信)という。

 乗務する50代の現役運転士は「各駅間の所要時間を5秒ずつ短縮させ、以前と同じ時間に到着するようにしている」と証言している。停車駅を増やしてスピードアップで対応することを決めた会社の責任はどうなるのだ。事故の背景には、過密ダイヤと遅れに対する運転士への重圧が決定的な背景となっているといわねばならない。
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癒しの森628                               2005年5月1日   
 
            80代壮健の会発足の集い

4月に80代壮健の会のことを4回書いた。

・4月14日 80代壮健の会6月スタート
・4月25日 80代壮健の会啓蒙活動開始
・4月29日 8月の会報のテーマはコミュニケーション
・5月10日 80代壮健の会会報を表示する。 
 
 そして、いよいよ6月11日に80代壮健の会発足の集いを行なうことになった。会場について試行錯誤したのであるが、最終的に新潟市が今年から運営を始めた市民活動支援センター(西堀前通り6番町894・西堀6番館ビル3階・025-224-5075)に開催することにした。このセンターは、「市民が営利を目的とせず、不特定多数の者の利益の増進に寄与するために行う活動を支援するために設置されました」(同センターの案内から)とあり、80代壮健の会が利用するのにぴったりの施設である。新潟市の中心部であるため、車で来る人は有料駐車場を使う必要があるが、生活の中で車を使わない人たちにウエートを置いて決定した。6月は以下の予定で当面は毎月2回開催の予定を立てている。

・6月11日 (土)80代壮健の会発足の集い
      場所 市民活動支援センター   時間13時30分     
・6月25日 (土) 第2回80代壮健の会の集い
      場所 市民活動支援センター   時間 13時30分
      



     
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石田ふたみ