| 2005年04月22日(金) |
あなたたちが死んでも葬儀は出しません |
今日は12時死亡したSさん(61)の出棺を見送った。昨日書いたように元の妻・4人の子供が全く顔を見せなかった。辛うじてSさんの兄弟とその子供さん数人が2階からSさんを運び出した。葬儀なしの出棺は初めてだ。お棺を運ぶのは一般には霊柩車と決まっている。しかし、今日の自動車は普通の小型のバンで、葬儀社の名前が小さく入っているだけであった。生活保護者は霊柩車で火葬場へ運ばないのだ。葬儀屋さんにしてみれば、血を吐いて死んでいたSさんの始末からお棺の代金ほか一切で120000円なのだから、霊柩車どころではないのかも知れない。
しかし、霊柩車と小型バンの運搬コストが大きく異なるわけでない。ここに生活保護者を見下げて差別する思想があるように思えてならない。昨日書いたように、葬儀を出すだけのお金が市から支給されないのである。それにしても、お坊さんの中でこのような人のために、ボランテアで経を少々上げてやる人がいないことに驚きを感じている。10万・20万のお布施をしないと葬式に来ないとでもいうのか。それならそれでいいだろう。
行政に言いたい。こそこそしないで、数十万人の生活保護者に「あなたたちが死んでも葬儀は出しません。部屋から火葬場へ直行です。遺骨を受け取る人ぐらいは分かるようにして置いて下さい」とハッキリと通知すればよい。こんな非人道的なシステムを国内に残して、海外の人道支援なんか笑止千万である。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 癒しの森619 2005年4月22日
藤原紀香さん役作りでハード減量 日本人ばなれのスタイルの女優・藤原紀香(33)さんのことを癒しの森で初めて記述する。主演のスペシャルドラマ「天国へのカレンダー」の完成会見が20日、都内のホテルで行われた。この物語は自身のがんを隠し、最後までがん専門看護師として看護に努めた実在の女性をモデルにしたドラマである。藤原紀香は役作りのために2月末から3週間の撮影中、ダイエットを敢行したという。「こんにゃくを主食に、動物性タンパク質などを一切避けて自炊する一方、有酸素運動など新陳代謝を上げる運動も並行して行った」(4月21日デイリースポーツから)とのこと。 いつもは健康的なイメージの紀香だが、ドラマではふっくらしたほおもげっそりしたのだ。本人は「見た目で落としていかなければならず、大変でした」と振り返るとおり、体当たりの熱演だった。奉仕の精神が身体に染み込んでいる人に演じてもらいたい、と出演依頼を受けた紀香さん。紀香さんの言葉を引用しよう。「脚本を読んで本当にこんな人がいるんだろうかと思った。私も表現者として最期の瞬間まで何かを残していきたい」と。これだけわが身を削り何かを残そうとする藤原紀香さんは「最後まで笑顔を絶やさずにいた女性の生き方を多くの人に見てほしい」(夕刊フジから)とも話していた。
・最後まで 笑顔を絶やさず 生き抜いた 看護の鏡を 女優の心で
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