『日々の映像』

2005年04月11日(月) 中国各地での反日デモの背景

 中国各地で反日デモが繰り広げられている。この背景は日本と中国の歴史認識が根本的に異なっていることである。 中国外務省の秦剛副報道局長は10日、日本の町村信孝外相が、北京の反日デモで日本大使館の施設が破損したことなどに陳謝と賠償を求めたことについて「今日の中日関係の局面について責任は中国側にない」との談話を出した。日本側の物的被害などについても遺憾の意を示さずに「日本は、対中侵略の歴史など中国人民の感情にかかわる重大な原則問題に真剣に向き合い、適切に処理するべきだ」としている。

 どのように歴史認識が異なるのか一つの例として南京大虐殺を取り上げてみよう。日本の政治家がこの問題に発言した公式な記録があるのだろうか。臭い物には蓋をしろというのか、政治家がこの問題に発言したことを聞いたことがない。いわんや、政治家が南京の現場に行ったと言うことも聴いた記憶がない。よって、民間レベルでこの問題に対する様々な諭派が存在する。

1、まぼろし派  虐殺はなかった。虐殺説自体を否定。
2、中間派    数千人から数万人前後が殺害されたとしている。
3、大虐殺派  10万人以上の南京市民、捕虜が殺害されたとしている。
 
 ここで一番問題になるのは、日本政府の公式見解である。私はこの件の政府の公式見解を知らない。これを記録として知っている人がいたら、教えてほしいものだ。これら歴史の事実に対して蓋をして曖昧にしておくことが、反日の背景にあるのだ。
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癒しの森608                             2005年4月11日

        「メタボリックシンドローム」の診断基準

 癒しと言ってもその大前提が健康であることである。よって、新聞などで報道される健康に関する記事を書きとめて置きたい。「メタボリックシンドローム」とは、重複型の病態のこと。高血圧と高脂血症というように病気が重なるとこの病名が付く。

 心筋梗塞の予防はウエストサイズの測定からだという。内臓脂肪のたまり具合をウエストサイズで判断する診断基準を、日本動脈硬化学会や日本糖尿病学会など8学会がまとめたのだ。男性は85センチ、女性は90センチ以上だと「要注意」だという。大阪市で開催中の日本内科学会で8日、公表された。

 今回まとまった診断基準は、「要注意」のウエストサイズで、
(1)中性脂肪が150ミリグラム以上(血清0.1リットル中)またはHDLコレステロールが40ミリグラム未満
(2)最大血圧が130以上または最小血圧が85以上
(3)空腹時血糖値が110ミリグラム以上(血漿(けっしょう)0.1リットル中)――の3項目のうち2項目以上に当てはまるとメタボリックシンドロームとした。
 BMIが高くなると、高脂血症や高血圧糖尿病などの生活習慣病にかかりやすくなるのだ。 BMIが>25で高血圧・高中性脂肪血症、同じく>27で糖尿病、>29高コレステロール血症になる確率が2倍以上になるのだ。

  ・ともかくも 標準体重 目指すこと 肥満はまさに 病のもとと
     

 



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石田ふたみ