『日々の映像』

2005年04月04日(月) 北朝鮮外務省幹部「日本外務省とは会わない」と明言

 北朝鮮の反日感情は深刻である。北朝鮮が貧しいのは日本のせいなどと思っているのだろうか。1945年以前の植民地支配の補償を求めて、今は日本との国交すらない。日本は1945年まで(昭和20年)原子爆弾の投下・B-29の爆撃でまさに廃墟だったのだ。その後の60年で日本は世界第2位の経済大国となり、北朝鮮はこの60年で世界の最貧国となっている。1週間ほど前のテレビで北朝鮮は、食糧備蓄状況が悪化しており、1日あたりの穀物支給量が300グラムから250グラムに削減されると報道していた。

 北朝鮮を視察した世界食糧計画(WFP)アジア担当責任者トニー・バンベリー氏が3月26日、北京で記者会見し「日本に対しては、2004年5月の日朝首脳会談で決めた援助の未実施分をできるだけ早く実施するよう訴えた。  同氏は、状況が好転しなければ女性や子供ら100万人規模の人々への穀物などの配給を、5月以降削減せざるを得ない」(朝日から)と述べている。

 北朝鮮外務省は、平壌を訪問した日本の朝鮮半島専門家らに、「日本外務省とは会わない」と明言していたという。上記のように日本の食糧援助を求めている国が、いかなる理由があるにせよ「日本外務省とは会わない」というような強行発言は、北朝鮮にとって何のプラスもないことを知るべきだ。
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癒しの森601                                   2005年4月4日

     80代壮健の会(6)老人性痴呆は生活習慣病である

  ボケ老人になって、家族に深刻な負担をかけ、家族がお手上げであれば後は公的な施設に入る。ここであらゆる迷惑と負担をかけて死んで行く、これほど醜い人生の総決算はないと思う。3月30日に「ボケ老人になる原因」と題して書いた。これら老人性痴呆は生活習慣病なのである。よって、ボケ老人に成るか成らないかの遠因は、20代・30代の「生き方」にあるのだ。ここで記述したいことは老人性痴呆が生活習慣病なので、早く気がつけば進行予防ができるという。3月31日に書いた金子満雄先生のリポートを再度熟読した。痴呆に関する基本的認識の一部を引用したい。

「専門家であるはずの医療機関ですら、アルツハイマー病と老人性痴呆を混同しているケースが多々見られます。両者は重度まで進めば似ていますが、前者は遺伝子異常の病気で、まず治療は困難。それに比べ、後者は生活習慣病で、早く見つければ進行予防も脳機能改善も可能なのです。私が診療した痴呆患者さん2万7000人のうち、アルツハイマー病はわずか90人で、しかもすべて50歳以下の人たちでした。言い換えれば、90人を除くほとんどの人たちが、本来回復の見込みのある痴呆患者なのです」(ガッテン2004秋号から)

 痴呆になっても、早期であれば回復するのだから、痴呆老人にならないような生き方をすれば痴呆老人にはならないのである。

  ・身体は 使わなければ 衰える 生き方次第で ボケなど無縁
     






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石田ふたみ